【グラニータ】余った缶詰シロップで作るシチリア風夏スイーツ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
またしても、でっかい桃缶のシロップが余りました。
今回はコンポートになりそうな買い置きフルーツがないので、夏向けの氷菓にしましょう。
缶詰のシロップ、捨てるのもったいないな…
冷たいデザートが食べたい!
夏休みに親子で作れるレシピを探してます
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
グラニータとは?
シチリア発祥のグラニータ(Granita)は、ざらざらした食感が特徴の氷菓子です。
レモンや桃といったフルーツ系をはじめ、コーヒー・ミルク・チョコなどいろんな味のグラニータがあります。
フレンチコース料理などで出てくるグラニテ(Granité)は、グラニータを料理の口直し用としてアレンジしたものです。
グラニータは花崗岩!?
花崗岩と言えば、建物や墓石などでおなじみの御影石のことです。
この花崗岩をイタリア語で表すと「granito」、英語では「granite」となります。
では、花崗岩をアップにしてみましょう。
花崗岩は、マグマが地中深くでゆっくり冷え固まってできる岩です。
同じ成分のマグマが地表近くで急激に冷え固まると、見た目も名前も違う岩になります。
なんか料理ブログとは思えない解説になってきた…
グラニータも、何度かかき混ぜて空気を含ませながらゆっくり冷やして作ります。
もし一気に冷やしてしまったら、ただの固くて甘い氷になるはずです。
「granite」には「ざらざらした」という意味もあり、花崗岩もグラニータもゆっくり冷やすことで粒の大きいざらざら食感を楽しめるようになります。
あ、今のは半分ウソです。
花崗岩は食べられませんから…
グラニータを作ってみよう
分量はかなり適当です。
シロップの濃さやお好みに合わせて、材料の比率を調整してください。
〈材料〉
缶詰のシロップ…300ml
牛乳…200ml
バニラエッセンス…少々
もしあれば、白ワインやリキュールなどを加えても美味しいです。
軽く煮切ってアルコールを飛ばせば、お子さまや妊婦さんなども安心して食べられますよ。
材料を混ぜる
シロップと牛乳を合わせてよく混ぜ、さらにバニラエッセンスを加えて混ぜます。
バットなどに流し入れ、冷凍庫で凍らせます。
かき混ぜながらゆっくり冷やす
45分ほど経ったらいったん取り出して全体をかき混ぜ、もう一度冷凍庫へ入れます。
さらに45分ほど経ったら、また冷凍庫から出してかき混ぜます。
全体が凍ってシャリシャリになるまで、これを何度か繰り返しましょう。
すっかり固まると、こんな感じになります。
グラニータ実食!
好みの器に盛り付けます。
牛乳とシロップを混ぜた段階では強めの甘味を感じましたが、よく冷やしたおかげですっきりした味になっています。
「市販のバニラアイスやミルクアイスはこってりしすぎ…」という方も、これならいけるかと。
粒感しっかりめのサクサク食感は、普通のかき氷をもう少しソフトにしたような感じです。
一定時間ごとにかき混ぜなければならないのは手間ですが、これならかき氷器がなくてもかき氷気分を味わえそうですね。
さいごに
グラニータは、はちみつ+レモン汁+水や市販のジュース類でも問題なく作れます。
柑橘系風味にする場合は、レモンスライスをトッピングしてもいいですね。
↓おまけの失敗写真
【参考】
【チーズタッカルビ】普段の食卓にもBBQにも合う簡単がっつりメニュー
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
突然ですが、この前使ったピザ用チーズがちょっと残ってます。
ついでにさつまいもも少し残ってるので、チーズタッカルビにしましょう。
辛めのがっつり料理が食べたい!
ピザ用チーズ余ってるねんな、どうやって消費しよか…
お肉も野菜もいっぺんに摂れる主菜希望!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
タッカルビとは?
「タッカルビ」を直訳すると、「鶏のあばら」となります。
その名の通りもともとは骨付き肉がメジャーでしたが、最近は食べやすい骨なし肉が主流となっています。
四月革命とタッカルビ
タッカルビは、1960年代ごろに江原道春川市(ソウルから電車で2時間くらい)にあった焼肉店で考案されたと言われています。(諸説あり)
もともと、このお店では主力メニューとして豚の焼肉を出していました。
ところが1960年の四月革命によって国内情勢が混乱し、その影響で豚肉を仕入れにくくなってしまいました。
入手しやすい鶏肉を使って試行錯誤しながら考案されたのが、今日のタッカルビというわけです。
安くて美味しくてお腹にたまるタッカルビは、現在も学生や観光客に大人気!
チーズタッカルビを作ってみよう
今回は、以下のレシピをベースにしています。
〈材料(4人分)〉
鶏もも肉…500g
サツマイモ…1/2~1本
玉ねぎ…1個
キャベツ…90g
鷹の爪…1本
ピザ用チーズ…100gくらい
ごま油またはサラダ油…適量
【A】(合わせておく)
コチュジャン…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ2
ニンニクのみじん切り…1~2かけ分
一味または七味唐辛子…少々
カレー粉…少々
辛いのが苦手な方やお子様が食べる場合は、コチュジャンとしょうゆを焼き肉のたれ(大さじ3)に置き換えます。
下ごしらえ
一口大に切った鶏ももを【A】に漬け込み、30分~1時間ほど置いておきます。
さつまいもは皮をむいていちょう切りか短冊切り、キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切りにします。
材料を焼く
フライパンにごま油をひき、玉ねぎを入れて炒めます。
玉ねぎが少ししんなりしたら、キャベツとさつまいもを入れてさらに炒めます。
キャベツが少ししんなりしてきたら、鶏肉を加えて炒めます。
全体を蒸し焼きに
鶏肉の表面に焼き色がついたら、フライパンに蓋をして蒸し焼きにします。
全体に火が通ったら、中身を端に寄せてピザ用チーズをたっぷり入れます。
(甘口バージョンも一緒に作る場合)
・鶏肉の一部を甘口タレ(材料欄参照)に漬けこみます。
・炒めた野菜の一部を別のフライパンに取り分け、甘口タレ味の鶏肉を加えます。
チーズタッカルビ実食!
チーズが溶けたら火を止めて…
一口めからコチュジャンのスパイシーさと鶏もも&チーズのボリュームがガツンときますが、さつまいもの甘みでちょいちょい味がリセットされるので食べ飽きません。
甘味を求めるならかぼちゃでもいいはずなんですが、なぜかチーズタッカルビにはさつまいものほうが合うんです。
タッカルビの横に白ごはんをスタンバイさせて交互にかきこみたいところですが、ちょっと我慢します。
口直しはスープやナムルなどでどうぞ。
具材をあらかた食べ終わったら、こんなかんじでシメのごはんを入れます。
韓国のりがなかったので普通の味付きざみのりを入れてますが、これでも十分韓国らしい風味になります。
キムチ入れてませんが、キムチチャーハンに近い味になりました。美味美味。
この記事を見てチーズタッカルビを作ろうと思っていただけた皆様、
「シメを食べるまでがチーズタッカルビ」でございますよ!
さいごに
今回はわりと野菜類の顔ぶれがシンプルですが、ここにいんげん・なす・人参・きのこ類などを加えても合うと思います。ヘルシー志向ならこんにゃくなんかもイケるかな。
冷蔵庫の都合やお好みで、いろいろアレンジしてみましょう。
あと、本場では白ごはんのかわりに味のついてない中華麺(インスタントラーメン)をシメに入れることも多いようです。麺バージョンも美味しそうですね。
【ビコールエクスプレス】唐辛子たっぷりの激辛フィリピン料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
突然ですが、この前ちょっとだけ使ったココナッツミルクの余りが冷凍してあります。
そして、別の日に使った豚肉の余りも冷凍してあります。
豚肉とココナッツ…
タイカレー系でもええけど、この前イエローカレー作ったから今日はビコールエクスプレスにしてみます。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ビコールエクスプレスとは?
ビコールエクスプレスは、フィリピンの首都マニラとビコール地方を結ぶ国鉄の長距離列車です。
なんと、日本で使われていた中古寝台車がそのまま転用されたりもしたようです。
…しかし、ビコールエクスプレスは2012年の台風被害がもとで長期運休に入ってしまいました。
新しい情報が少ないのではっきりしたことはわかりませんが、まだ完全復活はしていないようです…
で、料理のビコールエクスプレスは?
食べるほうのビコールエクスプレスは、豚肉と唐辛子などをココナッツミルクで煮込んだフィリピン料理です。
ビコールエクスプレス(料理)は、ビコール地方出身のシェフが地元の郷土料理「gulay na may lada(「唐辛子と野菜」の意)」をマニラ向けの味にアレンジしたものが始まりと言われています。
シェフが料理名をどうしようか悩んでいたとき、たまたま厨房の近くを走っていたビコールエクスプレス(特急)が警笛を鳴らしたという理由で料理名もビコールエクスプレスになったそうです。
では、新幹線と在来線の音が聞こえるウチの台所でビコールエクスプレスを作ってみましょう。
ビコールエクスプレスを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
本場のレシピよりもかなりマイルドめに仕上げてありますことをご了承くださいませ。ほんまはもっと青唐辛子入るねん。
〈材料(4人分)〉
豚肉…300gくらい
玉ねぎ…1個
にんにくみじんぎり…2かけ分
おろししょうが…大さじ1くらい
ししとう…1パック
ピーマン…3個くらい
サラダ油…適量
水…200ml
ココナッツミルク…200g
塩コショウ…適量
シュリンプペースト(※)…小さじ1/2
鷹の爪…小さめ1本 ※あれば青唐辛子2本をプラス
唐辛子系調味料(一味、七味、ラー油など)…適量
※シュリンプペーストはオキアミ由来の固形魚醤ですが、日本では入手しにくいので以下のもので代用しましょう。
・オキアミ塩辛(韓国食材店などでも入手しやすいようです〕
下ごしらえ
玉ねぎは薄切りに、豚肉は一口大に切ります。
ししとうとピーマンは、食べやすい大きさに切ります。
今回は残りもの事情により薄切り肉を使いましたが、ブロック肉を使うと本場っぽくなります。
具材を炒める
フライパンにサラダ油をひいて熱し、にんにくとしょうがを加えます。
香りが立ったら、玉ねぎを入れて炒めましょう。
玉ねぎがしんなりしてきたら、豚肉を加えてさらに炒めます。
煮込む
豚肉に火が通ったらココナッツミルクと塩コショウを加え、シュリンプペーストの代用調味料も入れて一度煮立たせます。
煮立ったらししとう・ピーマン・唐辛子類を加えて引き続き煮込みます。
ピーマンたちに火が通ったら、塩コショウ・唐辛子系調味料・魚醤系調味料などで好みの味に調えます。
ビコールエクスプレス実食!
もちろん、いつものジャポニカ米に合わせてもOKですよ!
…ファーストインパクトはココナッツミルクのまろやかな味わいですが、すぐにカプサイシンの刺激にやられます。なめたらあかん。
しかし不思議なもので、刺激に慣れてくるとなんとも美味しく感じられてどんどんスプーンが進むんです。
今回はししとうとピーマンメインでかなりマイルドに作りましたが、本場では豚肉と同量の青唐辛子を入れて作ることもあるのだとか。考えただけで汗腺全開になりそうです。
さいごに
今回はシュリンプペーストの代わりに干しエビやら魚醤やらを使いましたが、アンチョビペーストでもいいみたいですね。
家にあるものやそのへんのスーパーで売ってるものを適当に組み合わせれば、そこそこ本格的な味を再現できます。たぶん。
【参考】
【ビャンビャン麺】難読漢字で有名!ビャンビャンするからビャンビャン麺…?
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
タモリ倶楽部で紹介され人気を博したある麺がカルディで発売されたということで、さっそく入手してまいりました。
このビャンビャン麺はどう見ても辛いので大人2人で食べ、子どもたちには別途リクエストを聞いて普通の塩ラーメンを出しておきました。
とりあえず話題のグルメは食べておきたい
でも簡単に作れるやつがいいですね
漢字には強いですよ
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ビャンビャン麺とは?
ビャンビャン麺は、中国・陝西省などで好まれている幅広の麺料理です。
本場では唐辛子をきかせたうえに熱した油をぶっかける「油潑(yóupō)」という食べ方が好まれていますが、実際にはいろいろな調理法があります。
上の写真はジャージャー麺風のようですね。
「ビャン」を漢字で書いてみた
「ビャン」の字は↓コレなんですが…
もちろん普通に変換されるはずもなく…
たった1文字で50画を優に超えます。
「鬱」や「亀(旧字体)」や「薔薇」どころの騒ぎじゃございません。
何も見ないで「ビャン」を一発書きできるようになると、そのうち何かいいことが起こるかもしれませんね。知らんけど。
ビャンビャン麺はなぜ「ビャンビャン」なのか
「ビャンビャン麺」という名前の由来は諸説ありますが、その一つに「麺を打つときにビャンビャン音が鳴るから」があります。
下記サイトでビャンビャン麺の打ち方について説明されていますが、動画では「ペチンペチン」と鳴っていました。
「ペチペチ麺」でも面白いけど、なんとなく「ビャンビャン麺」のほうがキャッチーですねー。
今回は乾麺を使うので自分でビャンビャンしませんが、自分でできそうならそのうちビャンビャンするかもしれません。
ビャンビャン麺を作ってみよう
初ビャンビャンなので、とりあえずパッケージの説明通りに作ってます。
〈材料(2人分)〉
ビャンビャン麺…1袋
【トッピング】
ほうれん草(ゆでてカットしておく)
適当に作った肉みそ
ひき肉約150gと1cm角に切ったナス1本をごま油で炒めて塩コショウで軽く下味をつけ、さらにティースプーン2杯くらいの甜麺醤をからめ、最後に五香粉をドバっとかけました。(撮影し忘れました、すいません)
麺をゆでる
こんな感じの乾麺が2セット入っています。
鍋にたっぷりの湯をわかし、1本ずつ麺を入れていきます。
全部の麺を入れたら、菜箸などで混ぜながら10分ほどゆでます。
盛り付け
ゆであがったらザルにあけ、水けを切ります。
器に盛り付けて付属のタレをかけ、最後に好きなだけトッピングをのせて完成です。
ビャンビャン麺実食!
肉みそたっぷり、野菜とらなあかんからほうれん草もたっぷりにしました。
麺がくっつかないうちによく混ぜ、全体にタレをからめてからいただきます。
食感はきしめんほうとうひもかわうどんあたりに、味は担担麺に似ています。
きしめん系うどんは平たく伸ばした生地を包丁で切っていくので製法が異なりますが、日本にあるものを使ってビャンビャン麺っぽい気分を味わいたいときは便利かと。
タレはねりごまと唐辛子と花椒が効いてほどよくスパイシーですが、辛味が足りない場合はお好みでプラスするとよいでしょう。
あとは、ごまや砕きピーナッツあたりをトッピングしてもいいかもしれませんね。
さいごに
ビャンビャン麺生地の作り方は、普通のうどんや刀削麺とそんなに変わらないと思います。
うどん系メニューを麺から作ったことがある方は、ビャンビャン麺もわりとすんなり作れるかも。
【生地から作るアメリカンピザ】お好みの具材をたっぷりのせてどうぞ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回のネタは、前からやってみたかったピザです。
「この前ピザっぽいのやったやん」というお声も聞こえてきそうですが、
今回は、生地からピザを作ります!
…などとドヤ顔で言っておりますが、わりと簡単にできるレシピがありました。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ピザ(ピッツァ)とは?
みんな大好きなピザ(ピッツァ)は、小麦粉ベースの丸く薄い生地にいろいろな食材をのせて焼いた料理です。
日本初のピザは昭和19年または21年にイタリア人が焼いたものと言われていますが、高度経済成長期以降一般人の間に普及したピザはアメリカンスタイルのピザでした。
イタリアンピザとアメリカンピザの違い
イタリア風発音は「ピッツァ」ですが、ここでは便宜上ピザと呼ばせていただきます。
イタリアンピザのおもな特徴
地域によって微妙に異なりますが、ここでは日本でもっともポピュラーであろうナポリピッツァをイメージしています。
・具材の種類は少なめ
・生地は薄めでサクサク感重視、窯で焼くのが基本!
・基本的にひとり1枚、シェアすることはあまりない
・ナイフとフォークで食べる(縁は食べずに残すことも多い)
アメリカンピザのおもな特徴
わたしたちが「ピザ」と聞いてパッと連想するのは、たぶんアメリカンピザですね。
・具材たっぷり
・生地は厚めでボリューム重視、オーブンで焼いてもよい
・大きいピッツァを切り分けて数人でシェアすることも多い
・基本的に手で食べる
ちなみに、シカゴではこんなピザを食べることができます。
今回は具材の種類が多く、なおかつオーブンで焼くので、普通のアメリカンピザとして紹介しています。
家庭用オーブンで焼くのでサイズはイタリアン寄りですが、細かいことは気にしない気にしない。
アメリカンピザを作ってみよう
生地の作り方は、こちらをベースにしております。
〈材料(直径22~24cm×3枚分)〉
強力粉…300g
薄力粉…90g
☆水…180ml
☆オリーブオイル…大さじ1
★ぬるま湯(40℃くらい)…大さじ3
★ドライイースト…9g
★砂糖…大さじ1
塩…小さじ1弱
【トッピング】※種類と量はお好みで!
ピザソース(既製品)
ピザ用チーズ
スパム
玉ねぎ
ピーマン
オリーブ
生地の材料を合わせる
★を混ぜ合わせ、10分ほど常温で置いておきます。
少し表面が膨らみました。
強力粉と薄力粉を合わせ、そこにイースト菌を加えて混ぜます。
☆を合わせたものを加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
塩をすこしずつ加え、全体にいきわたるようしっかり混ぜます。
生地を発酵させる
記事を3つに分けて耐熱容器に入れ、軽くラップをかぶせてからレンジ(200W)で1分ほど加熱します。
生地が少し膨らんできたら、10分ほど置いて発酵させます。
生地を平たくのばして成型します。
具材をのせて焼く
生地にピザソースを塗り、お好みの具をのせて230℃のオーブンで10分焼きます。
アメリカンピザ実食!
クッキングシートごと皿にのせると、後の洗い物がちょっとラクになるかと。
うん。美味しい!
ピザ屋さんのできたてピザには及ばないものの、市販の冷凍ピザと同等くらいのレベルにはなっているかと。このへんは作り手のウデと具材のチョイス次第ですね。
生地はふわっとしていてほどよくボリューミー、アメリカンピザらしい仕上がりです。
けっこうお腹にたまるので、大人なら1枚でほぼ満足できるかと思います。栄養バランス的には、サラダや野菜スープあたりをプラスするとなお良し。
さいごに
この生地は冷蔵なら3日くらい、冷凍なら2~3週間くらいもつそうです。
何枚か作って冷凍しておくと、ひとりランチやちょっとしたおもてなしなどに役立ちそうですね。
【参考】
【ケラグエン】ココナッツ酢締めの魚(べっと)を使ったチャモロ料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
前々回と前々々回の買い物をした七尾のスーパーで、こんなものを発見しました。
んまぁなんちゅう値段で売られてるんやろう、これはお救いせなあかんわ。
でも初めて調理する魚やし、失敗したら困るからとりあえず2匹だけな。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ケラグエンとは?
チャモロ料理のひとつであるケラグエン(kelaguen)は、肉や魚介類などをレモンまたは酢・玉ねぎ・唐辛子などで和えた料理です。
ココナッツは入っていたりいなかったり。
↓写真がどうしても見つからなかったので、見た目のイメージはこちらをご参照ください…
ビーフをメイン具材にすることもありますが、個人的にはケラグエン初心者さんにはあっさりしたチキンやシーフードメインのやつをおすすめします。
ココナッツ酢を手に入れた
先日近所のドン〇でこんなものを見つけたので、迷わず手に入れておきました。
うまい具合に、ケラグエンに使う唐辛子と玉ねぎが入ってます。
これ1本で味のベースがだいたい決まりそうですね。
普通にケラグエンを作る場合は、お好みの魚介類または肉を以下の材料であえてください。比率は味見しながらお好みで…
・レモン汁または酢
・唐辛子(糸唐辛子・七味・一味などあるものでOK。豆板醤やコチュジャンやとどうなるかな?)
・玉ねぎ(スライス・みじん切り・すりおろしなどお好みで)、またはきざみねぎ
・塩少々
・ココナッツ成分を使うかどうかはお好みで
「具材がないよ!」という場合は、買い置きのツナ缶とかちくわとかカニカマとかでもケラグエンぽい味になります。
ココナッツ酢締めケラグエンを作ってみよう
〈材料〉
べっと…2匹
塩(下処理用)…適量
ココナッツ酢…適量
ココナッツミルク…大さじ1くらい ※ココナッツパウダーでもOK
七味…適量(お好みで)
べっとをさばく
べっとのウロコを取り除き、頭とはらわたを取り除いて三枚おろしにします。
両面に塩をすりこみ、しばらくおきます。
身から水分が出てきたら流水で塩を洗い落とし、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
酢締めにする
チャック付き袋にべっととココナッツ酢を入れ、できるだけ中の空気を抜きながら袋の口を閉じます。
良い感じに酢がまわったら冷蔵庫へ入れて、ひと晩以上置いておきます。
ケラグエンにする
はい。りっぱな酢締めになりました。
細かく切って器やボウルに入れ、ココナッツミルクを加えてあえます。
あとは、好みの味に調えて完成です!(七味を足しました)
ココナッツ酢締めケラグエン実食!
見た目は麹漬けに似てますね。
酢締めのおかげで、こまかい小骨を気にせず安心して食べることができます。
食べやすさは寿司屋のコハダレベルですね。
酢締め時間が長かったので酸味がやや強めですが、ココナッツと唐辛子の風味でほどよく中和されています。
濃ゆい味のメインディッシュの箸休めにちょうどいいです。
グアムなどではレッドライスと一緒に食べることが多いケラグエンですが、白ごはんにも普通に合います。
日本酒党の夫曰く、酒のつまみにもちょうどいいようですよ。
さいごに
べっとの扱い方がだいたいわかったので、今度店頭で見つけたらもっとたくさん買っておこうと思います。
ゆずをきかせて酢締めにしたら、土佐料理っぽくなるかな?
【イエロータイカレー(ゲーン・ガリー)】梅雨のイライラを吹っ飛ばす!
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
去年グリーンカレーの記事をあげましたが、今年もタイカレーの似合うシーズンがやってまいりました。
そういうわけで、今回はネタの使いまわしセルフオマージュネタでございます。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
イエロータイカレーとは?
わたしたちがタイカレーと呼んでいる料理「ゲーン」は、グリーン・レッド・イエローの3種類に大きく分かれます。
そもそもゲーン(汁物)とカレーは別物なんですが、ここではわかりやすさ重視でタイカレーと呼びます。
今回は、既成のカレーペーストを使って簡単に作りましょう。
イエローカレーはちょっとマイナー!?
イエローカレー(แกงกะหรี่、ゲーン・ガリー)は、グリーンやレッドと比べてどうもマイナーなようです。
日本のカレーと見た目が似てて味もマイルドめだからインパクトに欠けるのか…と思いきや、日本だけでなくタイ国内でもちょっとマイナーらしく…
↑これらのページに、今回使ったカレーペーストシリーズの材料が載っています。
イエローカレーはグリーン・レッドカレーと比べてスパイスの種類が多く、また東南アジア料理に多用されるシュリンプペーストも入っていません。※シュリンプペーストを入れるレシピもあります
よって、タイ料理ではあるんですがちょっとインド寄りの味になるんですね。
グリーン・レッドカレーはフレッシュハーブを多用し、またシュリンプペーストを使うため、よりタイ人好みの味に近いと考えられます。
エスニック料理好きのわたしは、インド風味もタイ風味も美味しいと思います!(無理やり)
イエロータイカレーを作ってみよう
今回は、パッケージの説明通りに作っています。
〈材料(4~5人分)〉
鶏もも肉…1枚(300gくらい)
エリンギ…1パック
にんじん…1本
パプリカ…1個
サラダ油…適量
イエローカレーペースト…1袋(50g)
ココナッツミルク…1缶(400g)
水…300ml
鶏ガラスープ…小さじ2
砂糖…大さじ1弱
ナンプラー…大さじ2
下ごしらえ
鶏ももと野菜は、食べやすいサイズに切っておきます。
タイ南部ではよくじゃがいもを入れるそうですが、うっかりじゃがいもを使い切ってしまったので今回はナシです。残念!
ペーストを炒めて煮込む
鍋にサラダ油を熱し、イエローカレーペーストを加えて弱めの火で炒めます。
香りが立ったら、ココナッツミルクと水を加えて煮立たせます。
野菜・肉・鶏ガラスープを加え、具材に火が通るまで煮ます。
味を調える
具材に火が通ったら、砂糖とナンプラーで味を調えて完成!
イエロータイカレー実食!
イエロータイカレーと米を別々の皿に盛り付けると本場っぽくなりますが、洗い物を減らしたかったので普通のカレーライスみたいにまとめて盛り付けちゃいました。
ココナッツミルクの風味はしっかりありますが食べなれたカレーの味に近く、なんといいますか…安心感があります。
グリーンカレー回と比べて辛味もマイルドなので、タイ料理初心者さんはまずイエローカレーを試してみるといいかもしれません。
カレーペーストのメーカーが違うんで単純には比べられないかもしれませんが、細かいことはおいといて。
さいごに
タイトルに「梅雨のイライラを吹っ飛ばす」とありますが…ここ北陸は現時点(2021/06/10)でまだ梅雨入りしておりません笑
ただセルフオマージュしたかっただけですすいません。