パリパリ食感が楽しい台湾風オムレツ・ツァイポーヌン(菜脯蛋)
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
この前作った台湾風切り干し大根(いやタクアンか?)・ツァイポーを使って、台湾夜市でも人気の一品「ツァイポーヌン」を作ってみましょう。
台湾夜市大好き!
作っちゃった・もらっちゃったツァイポーの大量消費レシピ希望
ひと味違う卵料理を探しています…
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ツァイポーヌン(菜脯蛋)とは?
ツァイポーヌンは、台湾風切り干し大根「ツァイポー」とねぎなどを使った卵料理です。
もともとは中国(福建・広東方面)の料理ですが、日本では台湾の家庭や屋台料理として有名になっています。
ツァイプータン?ツァイポーヌン?
ネットで検索すると、「ツァイポータン」「ツァイポーヌン」をはじめいろいろなカタカナ表記があることがわかります。
「菜脯蛋」を中国普通話(現在の台湾公用語)のピンインで表すと「Cài pú dàn(ツァイプータン)」、台語(台湾で古くから話されてきた言語)で表すと「Tshài-póo-nn̄g(ツァイポーヌン)」となります。
台湾語の定義・範囲はかなり複雑なためここでは省きますが、要するに菜脯蛋が広い地域で好まれているということでOK!おいしいは正義!
ツァイポーヌン(菜脯蛋)を作ってみよう
今回も、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(3人分)〉
ツァイポー…120g(ツァイポーがない場合は、水戻しした切り干し大根で代用可)
卵…6個
きざみねぎ…1パックくらい
玉ねぎ…1/2~1個(大きさによって調整しましょう)
五香粉…適量(ひとふりくらい)
塩こしょう…適量
ごま油…適量
ツァイポーの塩抜き
ツァイポーをそのまま使うとしょっぱくなりすぎるので、流水ですすぐかしばらく水につけて塩抜きしておきましょう。
ツァイポーと玉ねぎを粗みじん切りにします。
具材を炒める
フライパンにごま油を熱し、 ツァイポーと玉ねぎを入れて炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、五香粉をひとふりして火を止めましょう。
別のボウルなどにとり、いったん冷ましておきます。
卵を焼く
ボウルに卵を割り入れてよく混ぜ、万能ねぎとツァイポー・玉ねぎを加えてさらに混ぜます。
好みに応じて、塩コショウで味を調えておきましょう。
フライパンを熱してごま油をひき、おたま1杯分の卵を丸く流し込んで焼きます。
全体が固まったら皿などを使ってひっくり返し、反対側に火が通ったら火を止めて皿に盛り付けます。
うまくひっくり返す自信がない場合は、ふつうのオムレツ状にしてもOKですよー。
ツァイポーヌン(菜脯蛋)実食!
今回はカットしないで大皿に盛り付けていますが、チヂミなどのように適当なサイズにカットしてもOKです。
ひときれ食べると、ごま油と五香粉の異国情緒あふれる香りが口に広がります。口内が台湾夜市です。
あと、刻みタクアンそっくりのパリパリ・コリコリ食感もおもしろいですね。
噛むのが楽しくなるので、アゴを適度に鍛えたいときにも役立ちます。たぶん。
普通のオムレツはケチャップなどをかけますが、ツァイポーの塩気とねぎの風味が強いツァイポーヌンは何もかけなくても十分美味しいです。
今回は台湾風ちまきおにぎりと合わせていますが、個人的にはふつうの白ごはんのほうが相性いいと思います…もちろん、ちまきも十分美味しいですよ。
さいごに
写真には写っていませんが、この日はゴーワンタン(貢丸湯)も作っています。
このブログを過去記事まで遡っていただいたことがある方はお気づきかもしれませんが、コレの肉団子バージョンです。
そんなわけで、次回のゴンワンタン(貢丸湯)編につづく!
【参考】