【カラマリフリット】おつまみに最適!お手頃スルメイカでどうぞ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
わたくし、週に1回以上はシーフードを食べないと禁断症状が出る体質です。(ウソ)
今週は特売の輪島産スルメイカをいただきますが、和風の煮つけだと子どもウケがイマイチなのでフリットにしましょう。煮つけも美味しいけどね。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
カラマリフリットとは?
カラマリフリットを一言で表すと、「地中海風イカの揚げ物」です。
イタリアではフリット・ディ・カラマリ(Fritto di Calamari)、スペインではカラマーレス・フリートス(Calamares fritos)やカラマーレス・ア・ラ・ロマーナ(Calamares fritos a la Romana、ローマ風のイカ)などと呼ばれます。
広義ではイカリングフライの一種ですが、カラマリフリットはパン粉をつけずに揚げるのが一般的です。
フライというより、から揚げに近いかな?
イカには貝殻がある
「こいつは何を言っとるんや」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、イカの体内には貝殻に相当するパーツが存在します。
イカをさばいたことがある方はピンときたかもしれませんが、胴体の中にある細長くてビニールみたいなヤツ(軟甲)が貝殻のなごりと言われています。
一般的に「背骨」と呼ばれるアレですね。
そうそう、アオリイカやコウイカにはプレート状の「甲」が入っています。
ちょうどいい甲の写真がなかったので、こちらをどうぞ↓
コウイカ系も揚げると美味しいですが、胴体を切り開いて甲を取り出すので「イカリング」にはなりまぜん。
カラマリフリットを作ってみよう
今回は、こちらのレシピをベースにしています。
イカをさばく
イカをよく洗い、足をしごいて吸盤のトゲ?爪?をできるだけ取り除きます。
ついでに、イカトンビ(クチバシ)の固い部分も取り除いてしまいましょう。
胴体から足とハラワタと背骨(軟甲)を引き抜きます。
胴体をキッチンペーパーでしっかりふき取ってから、リング状にカットします。
正式なカラマリフリットは胴体のみを使うそうですが、今回はエンペラもゲソも使っちゃいます。残すともったいないし、他のレシピを考えるのも面倒ですので。
ゲソからハラワタを切り取ってキッチンペーパーでしっかり水気をふき取り、食べやすいサイズに切っておきます。
衣をつける
ポリ袋に小麦粉と塩少々を入れ、まんべんなく混ざるようしっかり振ります。
イカを入れ、全体に粉がつくよう振ります。
最後に、溶き卵につけます。
揚げる
揚げ油を180℃に熱し、イカを入れてさっと揚げます。
固くなるのを防ぐため1~2分ほどで引き上げ、キッチンペーパーの上にとって余分な油をきっておきましょう。
カラマリフリット実食!
お好みで、レモン汁や塩につけながらいただきます。
レモンか塩のみのシンプルな味つけでいただくことで、イカそのものの美味しさが際立ちます。
衣サクサク、中身やわらかな食感も非常によろしい。
…ほんまはもうちょっとゆっくり味わいたかったのですが、あっという間に長男に食い尽くされてしまいました。
気に入ったか、そうかよかったよかった。ほんまはもうちょっと食べたかったけどまあいいや。
さいごに
ちょっとした奇跡が起きました。
しかしイカ(Calamari、Calamares)の頭文字はQじゃなくてCでした、残念!