【あっさりめの中華ポテト】さつまいもおやつ研究・その2
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
幼児~小学生のお子さまがいる方は経験がおありかと思いますが、我が家でも幼稚園と学校から帰ってきた子どもらが毎日毎日毎日毎日おやつコールをしてきます。
野菜室を開けるとさつまいもが転がってたので、今日のおやつは適度にお腹がふくれる中華ポテトにしましょうか。どうせ夕飯まで待てへんのやろ。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
中華ポテトとは?
中華ポテトは、1975年に大阪のお菓子・軽食メーカー「白ハト食品工業株式会社」が商品化したさつまいものお菓子です。
↑現在は、「ナチュラルスティックポテト」という商品名で販売されています。
アーモンドかかってて美味しそうですね。
中華ポテト?大学いも?
Wikipedia曰く、中華ポテトは中国の「拔絲地瓜(糸を引くさつまいも)」から派生したようです。
こちらの拔絲地瓜は、トロトロの蜜(飴)をかけた後に冷やし固めてカリカリにしています。
大学いもにも蜜がかかっていますが、こちらはとろとろの状態でいただきます。
東大前で販売されて有名になった大学いもは関東で、大阪のメーカーが売り出して有名になった中華ポテトは関西で好まれる傾向があります。
が、最近は両者の違いがかなり曖昧になっているようです。「カリカリの大学いも」と銘打ったレシピも見かけたことありますし。
…わかった、わかった!すぐ作るから!待っとってや!!ほんまにもー。
中華ポテトを作ってみよう
〈材料(2~3人分)〉
さつまいも…300~350g(中1本くらい)
サラダ油…適量
〈蜜〉
サラダ油(揚げ油の一部を使用)…大さじ2くらい
砂糖…大さじ2~
水…大さじ1~1.5
さつまいもの下ごしらえ
さつまいもをよく洗い、皮をむかずに切ります。
切ったさつまいもは、十分水にさらしておきましょう。
キッチンペーパーでしっかり水気を取ります。
さつまいもを揚げる
フライパンにさつまいもを入れ、ひたひたになるくらいの油を加えてから火にかけます。
弱火~中火でじっくり揚げ、竹串などがスッと通るやわらかさになったらフライパンから引きあげて油を切ります。
蜜をからめる
別のフライパンに先程の揚げ油の一部を入れ、さらに砂糖と水を入れて弱火にかけます。
全体がトロっとしてきつね色っぽくなったら火を止め、揚げたいもを加えて全体に手早くからめます。
蜜をからめたいもを氷水にさっとくぐらせると、表面がパリッとします。
中華ポテト実食!
「照りが少ないじゃないか!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家はあっさりめが好きなため蜜の濃度を薄めにしています。
蜜の存在感をひかえめにした分、さつまいも本来の味が強調されていますね。
言い忘れましたが、今回は五郎島金時を使ってます。
既製品は甘すぎてちょっと…という方も、薄めの蜜を使えばいくらか食べやすくなるかと思います。
同量の既製品よりもカロリー少なめ……かどうかはわかりません、すみません…
さいごに
その後、子どもたちによって中華ポテトはきれいに食べつくされました。
長男(←中華ポテトに限らず、甘すぎる味が苦手)は、大学いもより中華ポテトのほうが好きなようです。次男はどっちが好きやろうか?
【参考】