【葱爆羊肉】強火で一気に炒めれば、臭みも気になりません
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回は、冷凍庫から発掘されたラム肉で海外トラベルごはんを作ります。
海外編久しぶりですねえ。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
葱爆羊肉とは?
清真料理のひとつである葱爆羊肉(cōng bào yáng ròu)は、ねぎと羊肉を一緒に炒めた料理です。
「爆」という字は、強火で炒めることを意味します。
鍋を爆発させるわけではないので、ご家庭でも安心して調理できます。
清真料理って?
清真料理は、回族(中国のムスリム系少数民族)やウイグル族などによって発展したムスリム向け料理です。
「清真」は「清浄であること」を意味し、ハラールに沿った食材のみを使用します。よって、ハラールではない豚肉や料理酒などは使いません。
ハラールを守りさえすれば味付け・調理法に制限はないため、地域や作り手によってさまざまな清真料理が存在します。
「葱爆羊肉」と検索すると、シンプルな塩コショウ味・醤油味から仕上げに酢を加えるものまでいろいろなレシピが見つかりますよ。
酢を入れたら、伊那のローメンみたいな味になるんかな?
葱爆羊肉を作ってみよう
今回は、カルディで買ってきた羊肉用スパイス・羊名人を使用します。
〈材料(4人分)〉
羊肉(ラムでもマトンでも)薄切り…400g
長ねぎ…2本
ピーマン…2個
羊名人(※)…大さじ3~4
サラダ油…適量
粉末ピーナッツ(砕いたバタピーやミックスナッツでもOK)…適量
具材の下ごしらえ
長ネギは斜め切りに、ピーマンはワタを取って細切りにします。
今回は食べやすさ重視で横方向に切っていますが、シャキシャキ感重視の方には縦切りがおすすめです。
あと、羊肉も食べやすいサイズに切っておきます。また写真撮り忘れた…
具材を炒める
フライパンに油をひいて熱し、羊肉を炒めます。
肉の表面の色が少し変わったら、長ねぎとピーマンを加えてさらに炒めます。
スパイスで味を調える
肉にしっかり火が通り、かつ野菜が少ししんなりしてきたら、スパイスを加えて全体になじませます。
最後に粉末ピーナッツを加え、全体になじませたら火を止めます。
葱爆羊肉実食!
唐辛子がそこそこ入ってるので、ある程度大人向けの味かな?
むやみやたらと食欲をそそる危険な香りで、白飯をよそうしゃもじの勢いも強まります。
ほおばったときのファーストインパクトはクミンとねぎと五香粉のフレーバー、その後からじんわり辛味がやってきます。このバランスがまた絶妙なんです。
羊肉につきものの独特の臭みはほとんどなく、ラムらしいやわらかな食感です。
これがまた、めちゃくちゃごはんに合います。
食べすぎ注意です!
翌朝、ちょっと余った葱爆羊肉をふつうの食パンにはさんで食べたらこれまた美味でした。
羊名人で作った葱爆羊肉はクミンの香りが前面に出るので、フムス(アラブ風ひよこまめペースト)などと一緒にピタパンに詰めれば中東風になりますたぶん。
さいごに
羊名人がないけど羊名人っぽい味にしたい場合は、スパイスを加える段階でまず粉末クミン・七味唐辛子・花椒・ジンジャーパウダーを加えます。
比率は1:1:0.5:0.5くらい(作りやすい配分)ですが、お好みで加減してください。
その後塩(できれば岩塩)とコショウで味を整え、辛さが決まったら五香粉少々(香り付け程度)を全体になじませるといい感じに仕上がります。
そうそう、羊名人のパッケージには「お好みでパクチーを加えてもいい」とありました。
【参考】