【ガスパチョ】熱中症予防にも便利!火を使わない野菜スープ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
いやぁ、この夏もほんま暑いですね!
わたくし、思いがけないトラブルに見舞われてしまいました。
・朝起きたら、いきなり37度台前半の微熱
・そういえば、昨晩寝る前は妙にダルかったな
・そういえば、一昨日と一昨々日は2日連続で海水浴したな
・起きてしばらくしたら頭痛が出始めた
・夏風邪にしては、他に風邪っぽい症状がない
・異常なまでにダラダラ汗が出てた
・味やにおいはわかる
…はい、熱中症ですね。
暑いところに出かけた日の翌日とかに発症するやつです。
さいわい軽度だったので、しっかり水分取って涼しい部屋で1日おとなしくしてたら良くなりました。
ただ熱中症のダメージから完全回復するまでに1週間はかかるようなので、しばらくは無理しないつもりです。
そういうわけで、今回はかんたんにできる熱中症予防レシピです。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ガスパチョとは?
ガスパチョ(gazpacho)は、スペイン・アンダルシア地方発祥のスープです。
地域によっては温かくして食べることもありますが、冷製のほうが有名ですね。
ガスパチョの起源は、かつてアンダルシア地方にいたイスラム教徒がパンと調味料で作ったスープとされています。スープというよりパン粥っぽいですね。
ガスパチョにトマトなどの野菜が入るようになったのは、近代に入ってからです。
ところで、アンダルシア地方は日本とほぼ同じ緯度にあります。
そういうわけでアンダルシアの夏(こんな名前の映画あったな)はめちゃくちゃ暑く、野菜たっぷりの冷たいガスパチョは夏バテや熱中症対策メニューとしても重宝されています。
おまけ「アホブランコ」
アンダルシア地方には、「アホブランコ」と呼ばれるガスパチョも存在します。
「アホ」はにんにく、「ブランコ」は白を意味しており、トマトではなくアーモンドと牛乳ベースで作るそうです。
生アーモンドスライスがあれば日本の家庭でも作れそうなので、生野菜の風味が苦手な方はガスパチョ入門としてアホブランコを試してもいいかもしれません。
アホブランコも気になりますが、今回は普通のトマトベースガスパチョにしましょう。
ガスパチョを作ってみよう
今回は、こちらのレシピをベースにしています。
〈材料(4人分)〉
トマト(なるべく完熟に近いもの)…2個
玉ねぎ…1/8個
きゅうり…2本
パプリカ…1/8個
ピーマン…1/2個
にんにく…1かけ
バゲット…2きれ(食パン1/2~1枚でもOK)
水…50ml
★パプリカパウダー…小さじ1~2
★クミン(ホールでもパウダーでも)…小さじ1
★オリーブオイル…大さじ1+適量(飾り用)
塩…適量
白ワインビネガー、またはレモン汁…適量
下ごしらえその1
小さくちぎったパンと水50mlをボウルに入れ、ふやかしておきます。
皮をむいて小さく切ったトマトをボウルに加えます。
下ごしらえその2
玉ねぎをみじん切りにして塩ひとつまみをふり、分量外の水にさらします。
5分ほど経ったらざるにあけ、キッチンペーパーで余分な水気を切ります。
きゅうり・パプリカ・ピーマンはよく洗い、小さめのざく切りにします。
ついでに、にんにくもみじん切りにしておきましょう。
材料をミキサーにかける
ふやかしたトマト+パンを水分ごとミキサーに入れ、さらに野菜類と★も加えて攪拌します。
十分攪拌したら味見し、ワインビネガーorレモン汁と塩で味を調えます。
味が決まったら、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
ガスパチョ実食!
器に盛り付け、飾り用の野菜とオリーブオイルを浮かべます。
一口めの印象は「ザ・生野菜」でしたが、二口めからにんにくとスパイスの味わいが効きはじめます。じわじわくる美味しさです。
クミンのおかげで、何となく中東っぽい?イスラム圏っぽい?雰囲気が味わえますね。カレーなどのこってり系料理に、サラダの代わりに合わせてもいいと思います。
写真ではきゅうりの皮が緑色の粒になって浮いていますが、見た目重視の方はきゅうりの皮をむいてから使うとよいでしょう。
【注意】
ガスパチョを食べた後、にんにくフレーバーがけっこう後まで残ります。
大事な予定がある日は、ちょっと気を付けたほうがいいかも…
さいごに
冒頭でご紹介した熱中症の症状と経過は、あくまで一例にすぎません。
症状があきらかにひどい場合や軽症に見えてもなかなかよくならない場合は、ためらわずお医者さんへGO!ですよ!!
【参考】