【五平餅】包丁も火も使いません!残りごはんとピーナッツでカンタン軽食
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
どういうわけかこのブログでは日本の真ん中らへんのメニューがよく出てる気がしますが、、、
なんやかんやで、今回も日本の真ん中らへんのネタでございます。
今日は、みんな大好きボリュームおやつですよ~!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
五平餅とは?
五平餅は、三河~飛騨~木曽の山間部で親しまれている郷土料理です。
東海タグがついてますが、甲信越タグでもよかったかも?
見た目や味は地域によって差がありますが、うるち米ベースの平べったい餅に味噌だれを塗って直火焼きしたものが最もポピュラーかと思います。たぶん。
五平餅?御幣餅?
このブログでは五平餅と表記していますが、一部のお店では御幣餅という表記を用いています。
五平餅の由来については諸説ありますが、以下の2つが特に有名です。
・どこかの村の五平さん(または五兵衛さん)が作ったから五平餅
・形が御幣に似ているから御幣餅
神社や地鎮祭などで供物として用いられる御幣は、かつて紙や布(昔はどっちも貴重品!)を棒に挟んで神にささげていたころの名残とされています。
現在の御幣は両側に垂れ下がっている紙垂(しで)が目立ちますが、御幣の本体は中央の棒に挟んである部分です。
紙垂を手などで隠してみると、御幣餅っぽく見えてきませんか?
五平餅を作ってみよう
地域・家庭によってさまざまな作り方がありますが、今回は簡単さ重視のオリジナルバージョンです。
〈材料(3本分)〉
あたたかいごはん…茶碗2杯分
ピーナッツ…10gくらい(10~12粒) ※同量のごま・くるみ・えごまなどでもOK
味噌…小さじ2
砂糖…小さじ2
みりん…小さじ2
醤油…小さじ2
餅を作る
あたたかいごはんを大きめのボウルに入れ、すりこぎなどを使ってはんごろしにします。
ここで言うはんごろしは、ごはんつぶを半分ほどつぶすことです。閲覧注意ブログではありませんので、ご安心くださいませ。
はんごろし状態になったら、ラップでぎゅっと包んで小判型にまとめます。
形が整ったら、オーブントースターで両面を軽く焼いておきましょう。
焼き網にくっつかないよう、クッキングシートをひいてくださいね。
タレを作る
すりばちにピーナッツを入れ、すりこぎで細かくたたきつぶします。ある意味これもはんごろし。
ピーナッツが細かくなったら他の調味料を加え、全体をよくすり混ぜます。
タレを塗って焼き上げる
餅の両面の水分がとんだことを確認してトースターから取り出し、上面にタレを塗って再度トースターで焼きます。
五平餅実食!
そのまま箸などで食べてもいいですが、割り箸をさすとより本格的になります。
持ったときに餅が回転しないよう、写真のようにさしましょう。
ではいただきますガブリ。
あ。観光地の味や。
白川郷とかでおなじみの、ナッツ混じりの甘じょっぱい味噌味です。
そのままタレなめても美味しいけど、あえて焦がすことで香ばしさが倍増するんですよね。
そして餅部分の密度が高く、しッッかりおなかにたまる感じです。お昼に2~3本食べれば、夜までがんばれますよ。多分。
さいごに
今回はピーナッツを使用していますが、ピーナッツ・ごま・くるみ以外の素材を使っても美味しい五平餅になると思います。
なんでもええ…と言っちゃうと語弊がありますが(うまいこと言いたかっただけやな?)、アーモンド・カシューナッツ・ピスタチオあたりならいけるでしょう。
マカダミアナッツは…なんだかトロピカルな五平餅になりそうですが面白いかも?
【参考】