【北海道】お子さまのおやつにも最適!かぼちゃ団子
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回のテーマは、前回余ったかぼちゃの有効活用です。
しかも、うまい具合に(?)子ども用おやつの買い置きが切れているではありませんか!
ちょうど本業の仕事がひと段落ついたところで、かぼちゃ団子を作ってみましょう。
健康にいいおやつを作りたい
かぼちゃの面白い食べ方を知りたい
作り置きできるおやつってありません?
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
かぼちゃ団子とは?
かぼちゃ団子は、北海道の家庭で好まれる素朴なおやつです。
北海道郷土料理としての知名度はいももちのほうが上ですが、じゃがいもをかぼちゃに変えるとかぼちゃ団子になります。
かぼちゃ団子のルーツ その①開拓民由来説
明治時代に北海道の開拓が始まりましたが、当時の北海道は今よりも寒冷で稲作ができませんでした。もちろん、ゆめぴりかもななつぼしもまだ生まれていません。
そんなわけで、開拓民たちは主食としてじゃがいも・かぼちゃ・豆類などを食べていました。
ハレの日には餅米のかわりにじゃがいもやかぼちゃを使った餅っぽい食べ物が作られ、これがかぼちゃ団子のルーツになったと言われています。
かぼちゃ団子のルーツ その②アイヌ由来説
北海道の先住民であるアイヌたちは、ハレの日の供物やごちそうとしてシト(キビ・アワなどで作った団子)を作っていました。
時代が下るとエモ(じゃがいも)・カンポチャ(かぼちゃ)にトゥレプ(オオウバユリ)のでんぷんを加えたシトが生まれ、現在のいももちやかぼちゃ団子に発展したとも考えられています。
そのうち、この漫画にも「エモシト」や「カンポチャシト」がでてくるかもしれません。ヒンナヒンナ。
かぼちゃ団子を作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(8個分)〉
かぼちゃ…270g
※同量のじゃがいもで作ると、いももちができます
片栗粉…80g(※かぼちゃの重量×30%くらい)
バターまたはマーガリン…適量
しょうゆ、砂糖じょうゆなど…適量
かぼちゃを煮る
かぼちゃを小さく切って少量の水とともにフライパンに入れ、蓋をして蒸します。ここでは皮付きのまま使っていますが、好みで皮を取り除いてもOKです。
全体がやわらかくなったらザルにあけ、手早く水を切りましょう。
かぼちゃをつぶして、タネを作る
かぼちゃが熱いうちにすり鉢に入れ、すりこぎでつぶします。
全体がなめらかになってきたら木べらに持ち替え、片栗粉を混ぜ込みます。
粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、全体が餅状にまとまります。
フードプロセッサーを使ってもいいじゃないか…と一瞬思いましたが、かぼちゃが熱いうちに片栗粉を混ぜ込まないとまとまりにくくなるのでやめました。
熱いままプロセッサーにかけてヤケドするのはイヤですし…。
成型して焼く
タネを8つに分け、平べったい円形または小判型にまとめます。
フライパンにバター(今回はバター風味マーガリンで代用)をひいて熱し、かぼちゃ団子を並べて弱火で焼きます。
焼き目が付いたらひっくり返し、もう片面も同じように焼いて完成です。
かぼちゃ団子実食!
ほーれ、おやつの時間ですよぉー。
今回は、シンプルにしょうゆだけをつけていただきます。
おお。片栗粉効果でモッチモッチ!
かぼちゃ本来の優しい甘味としょうゆのしょっぱさで、甘い・しょっぱいの幸せループが続きます。
今回は8個作りましたがわたしが食べたのは1個のみ、残りは砂糖じょうゆ味にして子どもたちのおやつにしました。…え、足りない?また今度な。
かぼちゃ団子の味付け・トッピングアレンジ
今回はシンプルな味付けにしましたが、ネットなどでいろいろなアレンジが紹介されています。
さいごに
かぼちゃ団子やいももちは焼く前の状態で冷凍保存できるため、たくさん作って冷凍しておくのもおすすめです。
冷凍するときは1個ずつラップに包み、食べる直前に凍ったまま焼きましょう。
【参考】