【鹿児島風おでん】豚バラ+さつま揚げ+豆もやしで満足度大!
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
そろそろ「え、また鹿児島ですか?」という声が聞こえてきそうですが、今回は麦味噌と豚肉入りの鹿児島風おでんでございます。
お酒好きのみなさまは、おでんと一緒に芋焼酎などをご準備いただくとよろしいかと…
寒い!おでん食べたい!
おでんに豆もやしって美味しいの?
おでんはボリューム満点タンパク質満点のやつが好きです
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
鹿児島風おでんとは?
鹿児島地方で好まれているおでんは、豚肉のだしと麦味噌を使って仕立てるのが特徴です。
地元では「家庭で作るおふくろの味」というより「居酒屋などで食べられるソウルフード」というイメージが強いようです。
さつま揚げとつけ揚げとチキアギ
麦味噌と豚肉については前回語ってしまったので、今日はさつま揚げのお話です。
さつま揚げは魚のすり身を成型して揚げた食品であり、鹿児島ではつけ揚げと呼ばれています。
つけ揚げは、島津藩政時代に琉球(沖縄)から伝わったチキアギが元になってできたとも言われてます。
そしてチキアギは大陸から、もう少し詳しく言うと現在の中国・福建省あたりから伝わったとか…。(東南アジア説もあり)
福建料理は台湾料理のルーツにもなっているため、過去に取り上げた魚丸(ユーワン)とチキアギ・つけ揚げは親戚関係にあると考えてよいでしょう。
↑こちらは本格的な魚丸ではなくそのへんで買ったはんぺんを使ってますが、まあ大体の雰囲気はおわかりいただけるかと。
鹿児島風おでんを作ってみよう
今回はこちらのレシピを参考にし、少々アレンジを加えています。
↓スマホ専用サイトです
〈材料(4人分)〉
豚バラ(あればスペアリブ)…200~250g
おろししょうが…1かけ分
さつま揚げ…1パック
大豆もやし…1袋
その他の具材(好みの具材を好みの比率でどうぞ)
・大根(今回は1/4本使用)
・卵(今回はうずら卵を使用)
・こんにゃく
・つみれ
・ちくわ
・ちくわぶ
・もち巾着
★水…1500ml
★だし昆布…1枚(10gくらい)
★麦味噌…130g
★黒砂糖またはきび砂糖(なければ普通の砂糖)…大さじ1強
★酒(あれば芋焼酎)…100ml
鹿児島ではあまり入れないかもしれない具材が入ってますが、家族のリクエストによるものです。まあ、おでんは何でもありだと思います。
あと、今回使用するさつま揚げはコレです。
下ごしらえ
大根を2~3㎝幅に切って皮をむき、ひたひたの水で下ゆでします。
卵はゆでて殻をむいておきましょう。
こんにゃくは食べやすいサイズに切り、さっと下ゆでしておきます。
その他の具材も、必要に応じてカットします。
豚バラを炒める
フライパンに豚肉とおろししょうがを入れ、軽く焼き目をつけます。
油はひかなくてもいいですよー。
煮込む
煮込み用の鍋に豚肉を入れ、さらに★を加えます。
もやし以外の具材を入れて沸騰させ、弱火~中火で30分ほど煮ます。
その後火を止め、しばらく放置しましょう。
最後に大豆もやしを加える
他の具材を煮込んでいる間に、大豆もやしをさっと洗います。
食べる直前に鍋を温めなおし、大豆もやしを入れてさっと煮ます。
鹿児島風おでん実食!
器のサイズの関係で一部具材のみではありますが、ともかく盛り付けました。
豚のダシ+黒糖のおでんは結構こってりしてるかな?と思いましたが、そんなにギトギトコテコテしていません。
それでいて豚の旨味はしっかり出ており、豚バラも煮込み時間の長さのわりにはやわらかい仕上がりです。たぶん、スペアリブならまた違った食感でしょう。
あとは、豆もやしのこりこり豆部分+おでんの相性の良さにびっくりしましたね。おでん+野菜(根菜以外)のポテンシャルすごい。
過去記事で葉物入りおでんについて触れてますが、もやしもなかなかのものです。
さいごに
鹿児島風おでんの材料としてよく紹介されているのは普通の豚バラスライスやスペアリブですが、もし可能なら皮つき豚バラを使ってみてもいいかもしれません。
ラフテーなどに使用される皮つき豚バラは、沖縄以外なら精肉店・韓国or中国食材店・大型スーパーなどで入手できることがあります。どうしても見つからない場合は通販で!
【参考】