【かわきた味噌豚どん】いちじく味噌で作る、石川・川北町の新名物
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日、川北町で「かわきた味噌豚どん」なるものを食しました。
そういうわけで、さっそくかわきた味噌豚どんに欠かせないいちじく味噌を手に入れました。
洗い物面倒やし、きょうはどんぶりものにしよかな…
なんか疲れたし、がっつり肉食べたい!
いちじくジャムをうまく活用したい
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
かわきた味噌豚どんとは?
手取川北岸に位置する石川県川北町では、手取川の水と平坦な地形を活かした農業・製造業などがさかんです。
同町のご当地グルメであるかわきた味噌豚どんは、地元の農産物を活用し町をPRするために考案されました。
川北町は県内有数のいちじくの産地であり、かわきた味噌豚どんには町内産いちじくで作ったいちじく味噌を使用します。
どんぶりにごはんとキャベツと豚肉を盛り付けたら、仕上げに川北温泉の源泉で作った温泉卵をトッピングします。北海道の川北温泉とは別物ですよー。
いちじくにも花は咲く
いちじくは漢字で「無花果」と書き、この字は「花が咲かないのになる果物」を意味します。
このつぶのひとつひとつが、いちじくの花なんです。
花といっても花びらなどはなく、チョウチョやミツバチなどに花粉を運んでもらうことができません。
かといって、スギなどのように花粉を飛ばすわけでもありません。
いちじくが実をつけるための手順は、以下の2パターンに分かれます。
・ちっちゃい虫(イチジクコバチ)が実の底にある穴から中に入り、受粉を手伝う
・そもそも受粉しなくても実がなる
そういうわけで、海外でいちじくを食べると中から虫が出てくることがあります。
しかし日本産いちじくのほとんどは受粉なしで実がなる品種であり、またイチジクコバチは日本にはいないのでご安心ください。
かわきた味噌豚どんを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4人分)〉
豚バラ…400g
片栗粉…適量
玉ねぎ…1個
キャベツ…3~4枚
ごま油またはサラダ油…適量
塩コショウ…少々
★いちじく味噌…大さじ4
→市販のいちじくジャムと味噌を1:1の割合で混ぜてもOK
★料理酒…大さじ1強
★豆板醤…大さじ1~(お好みで)
★おろししょうが…1かけ分
しょうゆ…適量(フライパンに軽くひとまわし程度)
温泉卵…4個
ごはん…茶碗4~5杯分
下ごしらえ
豚バラは食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶしておきます。
玉ねぎは薄切りに、キャベツは千切りにします。
具材を炒める
フライパンにごま油をひいて熱し、豚バラを入れて塩コショウをふりながら焼き色を付けます。
豚バラの両面が焼けたらいったん取り出し、玉ねぎを入れて炒めます。
玉ねぎがしんなりしたら豚バラをフライパンに戻し、★を入れて全体に味をなじませます。
最後にしょうゆを加え、全体になじんだら火を止めます。
どんぶりを準備し、ごはん→キャベツの千切り→炒めた具→温泉卵の順に盛り付けます。
かわきた味噌豚どん実食!
温泉卵を少しずつくずしながら、いただきます。
いちじくそのものの風味はあまり強くないものの、まろやかでありながらパンチのある味でお箸がどんどん進みます。
たまにいちじくのプチっとした食感があるのもいいですね。
子どもも食べるので今回は豆板醤を入れませんでしたが、食べるときに七味や一味を足してピリ辛にしたほうが美味しいです。この辺はお好みで…
次回は香り付け程度に豆板醤効かせようかな。
さいごに
いちじく味噌もいちじくジャムも手に入らない!というときは、みりんと味噌を混ぜるとかわきた味噌豚どんに近い味を再現できると思います。
いちじくジャム以外のジャムを混ぜるとどうなるかは挑戦していませんが、味の方向性が変わってもいいなら柑橘系ジャムやマーマレードあたりが美味しいかもしれません。
ネットで検索をかけると、オレンジと味噌を合わせるレシピがちょこちょこ見つかります。美味しそうです…
【参考】