【ハワイ風】高級魚・マヒマヒ(シイラ)のホイル蒸し
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日近所のスーパーでマヒマヒ(シイラ)の切り身を安く手に入れたので、体にやさしいホイル蒸しにしようと思います。
もちろん、マヒマヒを食べても麻痺などの心配はありませんのでご安心ください。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
マヒマヒ(シイラ)とは?
ハワイで好まれている「マヒマヒ(mahi-mahi)」は、日本でシイラと呼ばれる大型魚のことです。ややっこしいので、ここからはシイラと呼びます。
淡泊で上品な味わいのシイラはフライ・グリル・ソテーなどさまざまな料理に用いられ、ハワイではハンバーガーの具材としてもおなじみです。
ただし鮮度が落ちやすいため、日本のスーパーではたまにしか見かけません…。(地域によるかな?)
南の空の大型魚
赤道近く~南半球に行くと、かじき座という星座を見ることができます。
日本国内では波照間島やら沖ノ鳥島やらに行かないと見えないかじき座ですが、コレやコレのおかげで存在は知ってるよという方も多いのではないでしょうか。
ところでかじき座の学名「dorado」はもともとラテン語・スペイン語で「黄金」を意味する言葉であり、ここから転じて体が金色に光るシイラもやはりdoradoと呼ばれています。
つまりかじき座はもともとしいら座(※)だったのですが、何故かカジキとシイラがゴッチャにされてしまいなんやかんやあってかじき座に落ち着きました。すごい雑な説明…
ただ学名まで変えてしまうと余計ややこしくなるため、学名はdoradoのままになりました。
カジキとシイラの共通点?…大きくて顔の一部が出っ張ってて美味しいところでしょうかね。あーカジキのソテーも食べたいねえ。
※星座は基本的にひらがな表記です(外来語などを除く)
マヒマヒ(シイラ)のホイル蒸しを作ってみよう
今回は個人的好みによりあっさりめの味付けにしますが、好みの調味料や家に余ってる食材をどんどん使っちゃってください。
(ハワイには各国の移民が持ち込んだ食文化が定着しているため、醤油やらわさびやらキムチやらアンダギーやらが普通に食卓にのぼります)
〈材料(4~5人分)〉
シイラ…4~5切れ
料理酒(または白ワイン)…大さじ2(大さじ1×2回分)
【A】
オリーブオイル…大さじ1.5
レモン汁…大さじ1弱
醤油…大さじ1弱
塩コショウ…適量
適当な野菜(なす、玉ねぎ、にんじん、キノコ類など)…適量(下に敷けるくらいの量)
下味をつける
シイラの両面に、軽く塩コショウをふっておきます。
ホイルに包んで蒸す
フライパンにアルミホイルを敷いて薄切りまたは細切りにした野菜(半量)をのせ、その上にシイラ2~3切れをを置きます。
シイラの上から料理酒大さじ1をまんべんなくかけてアルミホイルをかぶせ、フライパンに蓋をして弱火~中火で加熱します。
焼いている間に【A】を混ぜ、調味タレを作っておきましょう。
中身に火が通ったら、調味タレの半量をかけて火を止めます。
アルミホイルごと皿に移したら、同様にして残りの半分を蒸しましょう。
マヒマヒ(シイラ)のホイル蒸し実食!
ひとり分ずつ皿に分け、ホイルの底に残った調味タレ適量をかけていただきます。
淡泊なシイラにオリーブオイルのおしとやかなコクとレモンのさわやかな酸味が合わさり、なんとも上品な味わいに仕上がりました。
月並みな表現ですが(今に始まったことじゃないやろ)、ごはんがすすみすぎて危険です。あっさり風味にしといてよかったわ…
シイラのアレンジは無限大!
「マヒマヒ(シイラ)とは?」の項で説明したとおり、シンプルな味わいのシイラはだいたいどんな料理にも合います。…というより、合わない料理を探すほうが難しいかもしれません。
・タルタルソースやホワイトソースと一緒にいただく(王道)
・純和風の煮つけ
・インドカレーやタイカレーにも入れちゃえ(たぶんココナッツと相性◎)
・チゲスープにもいけそう
・そんならコレもいけるんちゃう?
・じゃあコレも
キリがないのでこのへんでやめときますが、シイラが手に入ったらぜひお好みの調理法を試してみてください。
さいごに
ハワイで高級魚として珍重されているシイラ(マヒマヒ)は、さまざまな料理に使える万能白身魚です。
釣り人からの人気も高いため、どうしてもスーパーなどで入手できない場合は自分で釣りに行ってしまうのもいいかもしれませんね。
(シイラは引きが強い魚なので、シイラ釣りにはそれなりに力がいるようです)
【ご注意】
鮮度が落ちたシイラを食べると、ヒスタミン中毒などの発症リスクが高まります。(ヒスタミンは加熱してもなくなりません…)
シイラを調理するはなるべく新鮮なものを選び、万が一食べたときに舌などがピリピリした場合はすぐに食べるのをやめましょう。
<参考>