【ムナムル(大根のナムル)】冷蔵庫になんにもないときの救世主!
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
この記事は月曜日にアップされるはずですが、書いているのは金曜日の午後です。
よって、食材があんまり残ってません!前にもこういうくだりあったな。
…あ!使いかけの大根が出てきたんでナムルにしましょう!
しばらく買い物行ってないし、使いかけの大根くらいしかないわ…
ちょっと食卓が寂しいんで、ぱぱっともう一品作りたい
おいしくてお金がかからないメニュー希望!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ムナムルとは?
ムナムル(무나물)は、その名の通り大根〈무(ム)〉で作ったナムルです。
韓国の家庭の冷蔵庫には、かなりの確率でムナムルが入ってます。
大根は「大根茎」だった!?
スーパーで「大根」として売られている野菜は、アブラナ科ダイコン属ダイコンの根です。
…と言いたいところですが、根は下半分のみで上半分は「胚軸」と呼ばれる茎にあたります。
つまり、野菜売り場に積んであるアレを正確に表現するなら「大根茎」となるはずです。語呂悪いけど。
「青首大根じゃないからわからないよ!」という場合は、ひょろひょろのひげ根が生えているあたりが根だと思ってください。
下半分のほうが辛い理由
大根を半分に切って大根おろしを作ると、下半分(根)で作ったおろしのほうが辛くなりますね。
これは、根に辛味成分(イソチオシアネート)を集めることで土の中の虫などに食べられないようにしているためです。
地面から出ている胚軸部分は根ほど食害リスクが高くないため、辛味成分もそれほど多くありません。
夏大根と冬大根
一般的に冬大根は甘味が強く、夏大根は辛味が強くなります。
冬大根は地中で凍りにくいよう糖分が多くなるのに対し、夏大根は暑さで腐りにくいよう辛味成分が多くなるためです。
この辛味成分は熱に弱いため、辛い大根を美味しく食べたい場合は炒めものや煮込み料理などをおすすめしたいところですが…
…これ、どう見ても冬向けメニューですよね。寒ブリ使うてるし。
夏大根を美味しく食べたい場合は、オールシーズンオッケーなムナムルなどをどうぞ!
ムナムルを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4人分くらい)〉
大根…1/3本(250gくらい)
おろしにんにく、または刻みにんにく…2かけ分
おろししょうが…大さじ1/2くらい
ごま油…適量
料理酒…大さじ2.5くらい
ダシダ、または塩…小さじ2.5くらい
いりごま(白でも黒でもOK)…適量
下ごしらえ
大根は、皮をむいて細切りにします。
大根を炒め煮にする
フライパンにごま油をひいて熱し、大根とにんにくを入れて軽く炒めます。
おろししょうが・料理酒・ダシダを入れて、さらに1分ほど炒めます。
フライパンに蓋をして、弱めの中火でしばらく煮ます。
大根が透き通ってきたら火をとめ、いりごまを混ぜてできあがり!
ムナムル実食!
あたたかいうちに食べると美味しいですが、冷やして常備菜にしてもOK!
確かにナムルなんですが、しょうががきいているためか何となく和風な印象でもあります。
ほどよいシャキシャキ感があって白ごはんともよく合うので、次にビビンバ作るときはムナムルも足してみようかな。
さいごに
1/2本分のムナムルを作りましたが、ひとりでぺろっと食べてしまいました。(かなりカサ減ります)
ナムル系のおかずはだいたい冷凍保存できるので、小分け冷凍しておいてお弁当のおかずなんかにしても便利ですよ。
【参考】