【もずくとプレスハムの沖縄風天ぷら】本土の天ぷらと比べてみよう
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日、おいしそうな生もずくを手に入れました。
ふつうに三杯酢で食べてもいいですが、せっかくなので前から気になってた沖縄風もずく天ぷらを作ってみたいと思います。
沖縄気分に浸りたい!旅行がダメならせめて食卓だけでも…
生もずくがたくさんあるけど、三杯酢以外の食べ方ないかな?
今日はがっつり揚げ物気分
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
沖縄の天ぷらについて
沖縄の人たちは天ぷらが大好きですが、沖縄の天ぷらは本土のものとちょっと違います。
沖縄では、沖縄風天ぷら専用の天ぷら粉が販売されています。
本土では、沖縄物産展とか沖縄食材店とかで売ってるんかな?
沖縄風天ぷらの具材あれこれ
沖縄の天ぷらは、衣だけでなく具材も独特です。
もずくやスパム(プレスハム)のほかに、以下のようなものが天ぷらになります。
ウムクジとは、さつまいものでんぷん(芋葛)と紅芋を練り合わせて成型した食べ物です。
天ぷらやサーターアンダギーなどに加工されたウムクジは、もちもちの食感が魅力だとか。
わたしはまだウムクジの味を知りませんが、材料・作り方・食べた人の感想を見るとどうやら↓これに近い食べ物のようです。
かぼちゃをさつまいもに変えてバターなしで作ると、ウムクジっぽくなるかな?
日本の両端に似たような食べ物があるの、おもしろいですねー。
沖縄風天ぷらを作ってみよう
今回は、こちらのレシピなどを参考にしています。
玉ねぎやにんじんを加えてかきあげっぽくするレシピもありますが、今回はシンプルにもずくオンリーで作ってみましょう。
〈材料(3~4人分)〉
【もずくの天ぷら】
生もずく…100g
薄力粉…100g
けずり粉…大さじ1
顆粒だし…小さじ1
ベーキングパウダー…小さじ1(あれば)
水…75ml
卵…1個
【プレスハムの天ぷら】
プレスハム…1/2本
薄力粉…100g
ベーキングパウダー…小さじ1(あれば)
水…75ml
卵…1個
揚げ油…適量
ウスターソース…お好みで
プレスハムの天ぷらには、スパムではなく「明方ハム」を使っています。今回は明宝ハムじゃなくて明方ハムです。ここ大事!
またしても岐阜名物で沖縄料理を作っていますが、これこそチャンプルー(まぜこぜ)文化なのです!
下ごしらえ
もずくをよく洗って塩抜きします。
塩のついていないもずくを使う場合も、しっかり洗っておきましょう。
十分に塩抜きできたら、キッチンペーパーではさんで水気を切ります。
プレスハムは、食べやすいサイズに切ります。
もずく用の衣を作る
薄力粉・けずり粉・顆粒だし・ベーキングパウダーをボウルに入れて、よく混ぜます。
卵と水を加え、ダマにならないようよく混ぜます。
衣にもずくを投入し、しっかり混ぜ合わせます。
プレスハム用の衣を作る
薄力粉とベーキングパウダーをボウルに入れてよく混ぜ、その後卵と水を加えて衣を作ります。
もずく用衣を使い切った後のボウルをそのまま使っていますが、細かいことはお気になさらず…
衣ができたら、切ったプレスハムを投入してしっかりからめましょう。
揚げる
油を170~180℃に熱し、 一口サイズくらいのもずくを鍋に入れて揚げます。
ときどきひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げましょう。
プレスハムも、もずくと同じ要領で揚げます。
沖縄風天ぷら実食!
ふわっとボリューミーな衣にもずくのプチプチした食感が混じって、今までにない感覚を味わえます。
衣からふんわりかつおの風味を感じるのもまたイイ。
プレスハムのほうは、一言でいうと塩気強めのアメリカンドッグです。これまた美味い。
もずくもプレスハムも天ぷら自体に味がついているため、何もつけなくても美味しいです。
しかし、沖縄では天ぷらにウスターソースをつけることが多いのだとか。
何もつけないのもいいけど、ソースで味濃くして食べるのもまた美味しいです。
もちろん、普通の天つゆや塩でも美味しいと思います。
いずれにしても、 オリオンビールが合うんでしょうね。
わたし?残念ながら下戸です…
さいごに
今回は魚系具材を使いませんでしたが、もし刺身が残ったりした場合は沖縄風天ぷらにリメイクするのもおすすめです。
使用する魚の種類は何でもいいらしく、定番のマグロ・イカのほかにグルクン・カジキ・シイラなどなどいろんな魚が天ぷらになります。
本土でよく刺身になるブリ(カンパチ、ハマチ)やマダイを沖縄風天ぷらにしてウスターソースで食べると、新しい世界が広がるかもしれません。
※沖縄にブリ・マダイはいません