【パッピンス】あずき+練乳+きなこ求肥のシンプルバージョン
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
水無月回で使ったゆであずきの残りがありますが、あんこを作るには量が中途半端です。
いとこ煮もええけど、あいにくかぼちゃがありません。
和食がダメならアジア系料理か…
韓国のパッチュッ(小豆粥)は冬の食べ物やし…じゃあ夏向けのパッピンスで!
ゆであずきが余った!どうしよう…
あついなぁ、つめたいもんたべたいなぁ
夏休み向けレシピ希望!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
パッピンスとは?
朝鮮半島では、かき氷のことをピンス(빙수)と呼びます。
2010年代後半から、新大久保などでこんなスイーツが流行していますね。
で、ピンスにあずきをのっけるとパッピンス(팥빙수)となります。
日本では、あずきがのっていないピンスも「パッピンス」と呼ばれることが少なくありません。
しかし「パッ」はあずきを意味するので、「あずきなしのパッピンス」というと「チーズ抜きのチーズバーガー」みたいな感じになってしまいますねぇ。
トックものせます
ところで…さきほどのパッピンスにトッピングされてるのは(お、韻踏んだ!)、ピンス用のトック(餅)です。生麩ではありません。
韓国は餅菓子文化圏であり、夏になるとあちこちのスーパでピンス用トックを買うことができます。
日本でピンス用トックが手に入らないときは、求肥などで代用できますよ。
パッピンスを作ってみよう
しつこいようですがわたくし甘さ控えめが好きなので、がっつり甘党さんはあずきに加える砂糖をお好みで増やしてください。
米粉がすこし余っていたので、求肥はこのレシピを参考にしました。
あとの部分は適当です。
〈材料(x人分)〉
かき氷用の氷…好きなだけ
練乳…好きなだけ
【あずきあん】
あずきの水煮(無糖)…120g
砂糖…大さじ2.5(あずきの重量×0.3~0.5くらい)
塩…少々
水…50mlくらい
【求肥】※作りやすい量
米粉…50g
砂糖…大さじ2
水…100ml
片栗粉…適量
★きなこ…適量
★砂糖…きなこの1/3~半量
氷を作っておく
あらかじめ、かき氷用の氷を作っておきます。
★説明いらんかな
あずきあんを作る
※甘いゆであずきを使う場合は、この工程をスルーしてください。
鍋にあずきあんの材料すべてを入れて火にかけ、砂糖と塩を煮溶かします。
全体に軽くとろみがついたら火からおろし、粗熱をとって冷やしておきましょう。
求肥を作る
耐熱容器に米粉と砂糖を入れ、そこに水を少しずつ入れて混ぜます。
ラップをして2分半~3分ほど加熱し、木べらやスプーンでよくこねます。
全体がひとまとまりになって餅っぽいテクスチャーになったら、バットなどに片栗粉をひいた上に生地を置きます。
生地をふたつに折ると、表面全体に片栗粉をつけることができます。
この状態でしばらく置いて、粗熱をとりましょう。
粗熱がとれたら、水をつけた手で小さくちぎりながら形を整えます。
丸めた求肥はしっかりラップに包んで、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
氷ができたら…
あらかじめ合わせておいた★を表面にまぶし、きなこ求肥を作ります。
まず器に半量のかき氷を作り、途中で一度練乳を入れます。
その上からもう半分のかき氷をかけ、あずきあんときなこ求肥をトッピングします。
パッピンス実食!
あずきときなこ求肥の組み合わせは、和スイーツのような雰囲気でもあります。
見た目のイメージよりもすっきりした味わいで、さっぱり食べられます。
甘さがたりない場合は、練乳かあんこを増やして…
……あ、めっちゃ大事なことを忘れてました!!
すみません、いつもの癖で端っこからちょっとずつ食べてから気づきました。
ビビンバ回でも触れましたが、全体をかき混ぜて味を均一にしていただくのが韓国風です!
しっかり全体を混ぜることで、最後の一口までしっかり味わって食べられます!
あ、かき混ぜるのはゆっくりでいいですよ。
勢いよく混ぜると、テーブルや服が大変なことになりますから。
さいごに
以下、「シンプルもいいけどやっぱり派手派手で映えるやつがいいの!」という方向けのオプショントッピング例です。思いつき順です。
・好きなフルーツ(フレッシュフルーツ・缶詰・冷凍フルーツなんでもあり)
・チョコソース・フルーツソース
・ジャム
・抹茶
・アイスクリーム(アイ●の実あたりもいいかもしれん)
・チョコ
・シリアル
・ナッツ類
・甘い系スナック(コア●のマーチとか)
・ティラミス(ここで見かけましたすごいですね)
・クリームチーズ(ここで見かけましたこれもなかなかいいですね)
ほかにも、おもしろそうなトッピングがあればご一報ください!