ペペロンチーノについて本気出して考えてみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
この記事の公開日は月曜ですが、書いているのは金曜日の午後です。
そして、夫は年度末の送別会だか何だかで夕飯いらないと言っていました。
そういうわけであんまり手の込んだものを作る気力がわかず、冷蔵庫にも大したものはありません。
いい機会なので、これまで適当メシとして扱ってきた(※)ペペロンチーノについてまじめに考えてみたいと思います。
※あくまで個人の見解です
お金ないねん…
冷蔵庫の中もさみしいねん…
でも美味しいもの食べたいねん…
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ペペロンチーノとは?
わたしたち日本人の多くが「ペペロンチーノ」と呼んでいる料理は、正式名称をパスタ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(Pasta aglio, olio e peperoncino)といいます。
正式名称が長すぎて入力に手間がかかるので、以降も「ペペロンチーノ」と呼ばせていただきます…
和食におけるお茶漬け・ふりかけご飯的存在?
みんな大好きイタリア料理レストランのグランドメニューとしてもおなじみのペペロンチーノ。
それなら本場イタリアのレストランにいけば絶品のペペロンチーノが食べられる…と思いきや、全てのレストランがペペロンチーノを出しているわけではないようです。
材料があまりにもシンプルなペペロンチーノは家庭でさっと作って食べるものと考えられており、レストランの主力メニューとして提供されることは多くありません。※地域差あり
和食にたとえるなら、「(単体で頼まない)シメのお茶漬け」や「おかずが足りない時のふりかけご飯」的な位置づけでしょうか。
まぁ、どんな立ち位置であっても美味しければいいんです。さて作るか。
ペペロンチーノを真面目にを作ってみよう
今回は、いくつかのレシピを参考にさせていただきました。
〈材料(1人分)〉
乾燥パスタ…80~100g
水…鍋にたっぷり(途中でお玉1杯分のゆで汁をとっておく)
塩…適量(パスタソースと同じくらいの塩気を目安に、好みで調整してください)
輪切り唐辛子…ひとつまみ(ちょうど1本分くらい)
にんにく(スライス)…1かけ
オリーブオイル…大さじ1程度
パスタをゆでる
鍋に水と塩を入れて火にかけ、沸騰したらパスタを入れます。
オイルソースを作る
パスタをゆでている間に、フライパンにオリーブオイル・唐辛子・にんにくを入れて火にかけます。
にんにくのまわりがシュワシュワしはじめたらとろ火にし、焦げないよう注意しながらじっくり加熱していきます。
にんにくの一部がきつね色になったら、にんにくと唐辛子を一度取り出しておきます。
パスタをゆでている鍋からゆで汁をとってフライパンに入れ、フライパンを持って回すか木べらなどでかき混ぜて乳化させます。
ソースがとろりと白っぽくなったら、火を止めましょう。
オイルソースをパスタにからめる
ゆであがったパスタの水気を切り、 フライパンに入れてオイルソースをなじませます。
そうそう、乳化したソースはこんな感じです。
ペペロンチーノを真面目に実食!
パスタを皿に盛り付け、よけておいたにんにくと唐辛子をトッピングして完成です。
パスタをゆでるときの塩加減をシビアに決めることで、薄すぎずしょっぱすぎずほどよい塩気のペペロンチーノになりました。これまではほんまにテキトーだったんです…
もちろんしょうゆやめんつゆなどで味を調整してもいいんですが、この方法ならオリーブオイルとにんにくの風味をダイレクトに味わえます。
ペペロンチーノにほかの具材を加えるときや付け合わせのスープ・サラダなどの味を際立たせたいときは、塩分量を調節してゆでてくださいね。
さいごに
ペペロンチーノを本気で美味しく作ろうとすると、思いのほか難しいです。
すっぴん風メイクは難しい、みたいな?
シンプルな料理だからこそ味の良しあしがはっきり分かれるので、何度か作ってみて好みの味を探るといいですね。
あと子どもらにはナポリタンを作りましたが、↓過去記事ほど真面目には作ってません。パスタの塩気が多かったのでウスターソースを減らしました。