【ポキボウル】余った刺身とアボカドでできるハワイ料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
子どもの頃、盆暮れ正月に祖母(↓このレシピの出典元)の家に行くと大皿にたんまり盛られた刺身がよく出てきました。海の近くなので、新鮮な魚介類を安価で入手できます。
ところで、もし刺身が余ったら皆様はどんなふうに食べていますか?
余った刺身、おもしろい食べ方ない?
今日はどんぶりものの気分!
マグロ+アボカドの組み合わせ、たまらんなぁ
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ポキとは?
ポキ(ポケ)はハワイ語で「切り身」を意味しますが、現在では魚介類の切り身を調味料に漬け込んだ料理を指します。
で、丼に入れたごはんの上にポキをのせたものがポキボウル(ポキ丼)です。
ポキに欠かせないアロハ醤油
ハワイにはもともと魚を生で食べる文化がありますが、現在のポキは日系移民がもたらした食文化の影響を受けて生まれました。
ハワイの家庭や飲食店には、ポキやロコモコなどに使う「アロハ醤油」が常備されています。
アロハ醤油の製造元であるALOHA SHOYU COMPANYは、戦後すぐに日系人ファミリーによって設立されました。
アロハ醤油の特徴は、日本の醤油と比べて甘めであることです。九州の醤油に近いかな?
アロハ醤油は国内のカルディなどで購入できますが、手に入らない場合は普通の醤油やたまり醤油にみりんを加えると本場っぽいポキができますよ。
ポキボウルを作ってみよう
〈材料(2~3人分)〉
刺身…300g(今回はマグロを使用)
アボカド…1個
レモン汁…適量
大葉…1パック(10枚)
玉ねぎ…1/4~1/2個(きざみねぎでもOK)
その他、お好みで薬味類(にんにく・わさび・生姜・七味・卵黄など)
【つけダレ】
砂糖…小さじ1強
みりん…大さじ1
醤油…大さじ1.5(たまり醤油でも普通の醤油でもOK)
白ごま…大さじ0.5
ごま油…大さじ0.5
今回はマグロの切り身を使用していますが、ネギトロや他の魚介類でもOKです!
ブリハマチ系・サーモン・白身魚・エビ・イカ・ボイルしたタコや貝類など、いろんなシーフードで試してみましょう。ウニイクラ系もいいぞ。
刺身に味をつける
耐熱容器に砂糖・みりん・醤油を入れ、レンジで30秒加熱します。
粗熱が取れたら、白ごまとごま油を加えてよく混ぜましょう。
キッチンペーパーで刺身の水気をふき取ります。
刺身をつけダレに入れて全体によくなじませ、15分以上冷蔵庫に入れておきます。
その他の具材を刻んでおく
アボカドは皮と種を取り除き、一口大に切ってレモン汁をまぶしておきます。
大葉は細く切っておきます。
玉ねぎは薄切りにし、しばらく水にさらしてからしっかり水気を切ります。
ポキボウル実食!
あたたかいごはんに刺身とアボカドをのせて余った漬けダレをまわしかけ、その上からスライス玉ねぎと大葉をトッピングします。
一言であらわすと…
和風のマグロ漬け丼+アボカドのクリーミーさ+レモンのさわやかさ=ポキボウルです!
レモンの酸味が加わることで、ちょっとちらし寿司っぽくなりますね。
アボカドを入れることでボリュームアップ+栄養補給効果が得られ、刺身少なめでも満足度が上がります。
「しっかり食べたいけど、脂身多めの肉はちょっと…」というときは、ぜひポキボウルをお試しください。
総菜コーナーのパック入り刺身とアボカドがあれば、簡単にできますよ!
さいごに
ポキボウルには決まったレシピがないため、使う具材はもちろん漬けダレの作り方も自由です!
たとえば辛いのが好きな方なら、漬けダレに少しだけコチュジャンや豆板醤を入れてもいいかもしれません。入れすぎると別の料理になりますが…
あと、ごまの代わりに砕いたナッツやリム(オゴノリ)を入れるレシピもあります。
オゴノリを使う場合は、きちんと加工処理されたもの(乾燥オゴノリなど)を使いましょう。
そのへんの海で採ってきた生のオゴノリには、命にかかわる毒が含まれています!