【ハワイの家庭料理】チョリソーで作るポルチギービーンズスープ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回は、マヒマヒの付け合わせ用に作ったハワイ風具沢山スープでございます。
ホイルの下敷き野菜だけじゃ足りんかと思ってパッと作ったのですが、これがなかなかにOnolicious(ハワイアン・ピジンで「めっちゃうまい」の意)だったのです。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ポルチギービーンズスープとは?
ポルチギービーンズスープは、ポルチギーソーセージ・キドニービーンズ・トマトなどを使ったハワイの家庭料理です。
ポルチギーソーセージって?
ハワイや南米などでよく食べられているポルチギーソーセージ(ポルトガル風ソーセージ)は、リングイッサの別名です。
ポルチギーソーセージは香辛料を加えて作る生ソーセージ(加熱調理しないで作るソーセージ)であり、燻製ソーセージにはない肉々しさとスパイシーさが特徴です。
ちなみに沖縄・九州(一部地域)のスーパーでは、ポルチギーソーセージ風味の「ポチギ」「ポルトギュー」などが販売されているようです。
その他の地域にお住まいの方は、ソーセージ専門店・輸入食材店・通販などで探してみましょう。
ポルチギービーンズスープを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(5~6人分)〉
ポルチギーソーセージ…1本〈今回は市販のチョリソー1袋(※)で代用〉
キドニービーンズ(金時豆)の水煮、または水戻ししておいたもの…400g
玉ねぎ…1個
キャベツ…3~4枚
にんじん…1本
カットトマト缶…1缶(400g)
水…150ml
コンソメ…1.5個
ローリエ…1枚
サラダ油…適量
塩コショウ…適量
※チョリソーっぽく味付けされた普通のソーセージですが、まあ細かいことは気にしない気にしない。
材料を切る
野菜類は粗みじん、チョリソーは一口大に切ります。
野菜を炒める
鍋にサラダ油をひいて弱火にかけ、玉ねぎを入れて軽く炒めます。
玉ねぎが軽くしんなりしたら、他の野菜を加えて全体に油をなじませます。
ほかの材料を入れて煮込む
チョリソー・キドニービーンズ・トマト缶・コンソメ・水・ローリエを加え、具材に火が通るまで煮込みます。
最後に、塩コショウで味を調えて完成!
ポルチギービーンズスープ実食!
スープというより煮込み的なビジュアルですが、とりあえずいただきましょう。
食べた感じはちょっとピリ辛のミネストローネ、しんなり温野菜とキドニービーンズのおかげで食べごたえ満点です。
これなら、腹ペコ野菜嫌いのお子さまでもたぶん食べやすいと思いますよ。
なんちゃってチョリソーを使ったため比較的あっさりめに仕上がっていますが、本物のポルチギーソーセージを使ったらもっと濃ゆい味になると予想されます。
生ソーセージに慣れていない人は、あえて普通のソーセージを使った方が食べやすいかもしれません。
ポルチギービーンズスープはフェイジョアーダだった!?
今回ポルチギービーンズスープを作ってて感じたことといえば…
「これフェイジョアーダに似てる?」
フェイジョアーダも何回か作ったことがありますが、「生ソーセージと豆を使った具沢山煮込み」「あれこれ調味料を使わないシンプルな味付け」という点でポルチギービーンズスープと似ています。
気になって検索してみたところ、ウィキペディアにも「ハワイ風フェジョアーダ」と記載されています。
ハワイもブラジルも移民文化の国であるため、ポルチギービーンズスープとフェイジョアーダが同系統の料理であるという可能性も少なくないでしょう。個人的な憶測ですが…
さいごに
ハワイの家庭料理・ポルチギービーンズスープは、ポルチギーソーセージとキドニービーンズ(金時豆)とあと適当な野菜で作る気取らない一品です。
ポルチギーソーセージ(リングイッサ)がなくても市販のチョリソーやあらびきウインナーで代用できるので、野菜不足解消メニューや残り野菜消費メニューとしてどんどんご活用ください。
【参考】