【四川風担担麵(担々麵)】とんこつがないなら、豆腐を使えばいいじゃない
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回は、いつかやろうと思ってた四川風担担麵です。
本場のはとんこつスープを使うようですがスーパーにはそれらしいものがなく、げんこつからスープを作るのもちとハードルが高いので、豆腐で代用してみました。
ヘルシーかつ安価なので、財布と健康が気になる方にもおすすめですよ、
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
担担麵とは?
中国・四川省で19世紀に生まれた担担麺(四川ではこちらの表記が一般的)は、辛めの肉みそなどをトッピングした麺料理の一種です。
「担担麺」は「天秤棒でかつぐ麺」を意味し、もともとは外で立ち食いするタイプのファーストフード的存在でした。
四川では汁なし担担麵が主流ですが、天秤棒で売り歩くためには汁なしの方が都合がよかったためと言われています。
担担麵を作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(2~3人分)〉
【とんこつスープ風豆腐スープ】
木綿豆腐…150g(半丁分)
水…300ml
鶏ガラスープの素…大さじ0.5
酒…大さじ0.5
醤油…大さじ0.5
塩…少々
【肉みそ】
豚ひき肉…100g
ザーサイ…30g
醤油…大さじ1
サラダ油…適量
【たれ】
ラー油…大さじ2
酢…大さじ0.5強
料理酒…大さじ0.5強
醤油…大さじ1
芝麻醤(ねりごま)…大さじ0.5強
塩…少々
サラダ油…適量(あれば適量のラードを追加)
とんこつスープ風豆腐スープ…大さじ3
花椒(粉末)
刻みネギ…適量
砕いたピーナッツ…適量
チンゲンサイ…1束
中華麺…人数分(生麺でも乾麺でもOK)
とんこつスープ風豆腐スープを作る
まず、木綿豆腐をすりばちで細かくすりおろします。
フードプロセッサーでもOKですが、出すのがめんどくさかったので…
豆腐と水を鍋に入れて火にかけます。
ある程度温まったら、調味料を加えて全体をよく混ぜます。
もし豆腐の粒が残っていたら、みそこしなどでこしておくとよいでしょう。
とんこつスープ風豆腐スープの完成です。
担々麵のタレの必要量よりもかなり多めに作っていますが、その理由は後ほど…。
肉みそを作る
ザーサイは細かく刻んでおきましょう。
フライパンにやや多めのサラダ油を入れてよく熱し、八角を入れます。
少し香りが立ったら、ひき肉を加えて炒めます。
ひき肉がパラパラになったら、醤油を加えてさらに2~3分炒めます。
最後にザーサイを入れ、全体をよく混ぜ合わせて火を止めます。
たれを作る
ピーナツは細かく砕いておきましょう。
ボウルなどに材料をすべて入れ、全体をよく混ぜます。
麺とチンゲンサイをゆでて盛り付ける
パッケージの表記に従って麺をゆでます。
ついでにチンゲンサイもサッとゆでて軽く搾り、一口大にカットしておきます。
麺の上に肉みそとチンゲンサイをトッピングし、たれをかけたら完成です。
担担麵実食!
今回はたれをかけた状態でいただきたいと思います。
ではいただきます。
いかにも中華!四川!な雰囲気を醸し出す八角の香りに、これでもかといわんばかりに加えたラー油&花椒のダブルコンボ。
髪の毛の生え際からいいかんじに汗が湧き出てきますが、むやみやたらと辛いだけじゃなくてザーサイと肉の風味がほどよく主張しています。
あと、ただの添え物くらいにしか思ってなかったチンゲンサイがちょうどいい箸休めになってくれます。
辛いの好きな夫は大量に追い花椒をかけていましたが、本格的な四川料理に慣れていない皆さまは様子を見ながら少しずつ足してくださいね。
追い飯もどうぞ!
やたらと多く作ったように見えたとんこつスープ風豆腐スープですが、子ども用の辛くないヌードルと追い飯にちゃんと活用しています。
肉みそが余ったら、残りごはんととんこつスープ風豆腐スープを加えていただきましょう。(当日は麺で満腹になったので、翌朝に温めなおして食べています)
さいごに
今回は四川風担担麵を作っていますが、担々麵(日本ではこっちの表記がメジャーですね)は日本国内でもめざましい進化を遂げています。
また機会とやる気があれば、勝浦タンタンメンとかニュータンタンメンみたいなのも作ってみようかな…
【参考】