【テンペのから揚げ】今度は、専用から揚げ粉を使ってみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日食べたテンペが気に入ったので、またまた入手いたしました。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
揚げ物大国・インドネシア
インドネシア料理についてあれこれ検索していると、「●●ゴレン(ゴレン=炒める、揚げる)」という料理がたくさん見つかります。
たとえばナシゴレンは「ナシ(ごはん)」を油で炒めたものですが、他にもミーゴレン(焼きそばのようなもの)、アヤムゴレン(鶏のから揚げ)、テンペゴレン、ウビゴレン(揚げさつまいも)などなど…数えだしたらきりがありません。
では、インドネシアはいかにして揚げ物大国になったのでしょうか。
油が安い!
ヤシ類の生産が盛んなインドネシアでは、パームオイルやココナッツオイルをはじめさまざまな食用油を安価で買うことができます。
郊外では家の庭にココナッツの木が植えられていることが多く、そうした家では自家製ココナッツオイルを使った料理が食卓にのぼることも少なくありません。
油がたくさんあったら、つい揚げ物作りたくなりますよね。私だけか?
生食文化があまりなかった
近年の流通技術向上や海外文化の流入などによって、生ものを食べるインドネシア人が増えています。
しかし、少し前までは野菜や魚を生で食べるなんてトンデモナイという考え方が一般的でした。果物なんかは生で食べますがね。
高温多湿のインドネシアでは食べ物が腐りやすいうえ、ウッカリ寄生虫つきの生野菜や生魚を食べると高確率でひどい目に遭います。
食材そのものは安全でも、食材や調理器具を洗う水が安全じゃないことも…
そんなに生ものが怖いなら油で調理すればいいじゃない…というわけで、揚げ物が好まれるようになっったのです。
テンペのからあげを作ってみよう
〈材料(テンペ1枚分)〉
テンペ…1枚
テンペ用からあげ粉〈Kobe Tepung Tempe Kriuk (70 gr)〉…1袋
水…125ml
揚げ油…適量
衣を作る
ボウルに水を入れ、そこにからあげ粉を振り入れてよく混ぜます。
薄切りにしたテンペを衣につけ、全体にからめます。
揚げる
フライパンに多めの油を入れて熱し、テンペを入れて全体がきつね色になるまで揚げます。
テンペから揚げ実食!
…うん、美味しい。まごうことなきからあげでございます。
市販のからあげ粉で作った鶏からあげのような味がベースですが、ほどよいコリアンダーの香りとやや強めのガーリック風味が効いています。
これなら、何もつけなくても美味しく食べられますね。
衣が少し余ったので冷凍庫にあったむき枝豆でかきあげ的なものを作ったんですが、枝豆を衣にドボンした瞬間にテンペも枝豆も大豆であることに気づきました。
枝豆も美味しかったのでお許しください…
さいごに
今回使ったテンペ用からあげ粉は、個人経営の輸入食材店で入手しました。
そのため、大手輸入食材店(カルディなど)で扱っているかどうかはわかりません…
※カルディオンラインショップには見当たりませんでした…(2021/4)
テンペ用からあげ粉を自作される場合は、市販のからあげ粉にコリアンダー・ガーリック・ターメリックパウダーを加えると近い味を再現できるかと思います。
↓テンペ用からあげ粉の通販サイト(海外)
↓国内サイト(記事作成時点では売り切れになっていましたが、とりあえず参考として)
【参考】