【栃尾油揚げアレンジ】でっかい油揚げをピザにしてみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
わたくし北陸に来る前は新潟に住んでおりまして、県内各地の美味いもんを食べまくってました。
先日北陸某所のでっかいディスカウントスーパーで久々に栃尾の油揚げを見つけたので、ついお買いアゲしてしまった次第です。
油揚げ大好き!いろんな食べ方を試してみたい
美味しくて見た目面白いおつまみレシピ希望
とりあえずピザ食べたーい
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
栃尾の油揚げとは?
新潟県長岡市の栃尾地区では、厚揚げのように大きくて厚い油揚げが特産品となっています。
あえて手を映り込ませましたが、油揚げがいかにデカイかおわかりいただけたことでしょう…
なんで巨大油揚げが特産品に?
なぜ巨大油揚げが栃尾名物となったかについては、ふたつの説があります。
①秋葉神社の門前土産として開発された
江戸時代の秋葉神社は今よりも規模が大きく、遠方からも多くの参拝者が訪れるほどでした。
あるとき「せっかく多くの人に来てもらえるのだから、何かインパクトのある門前土産を」と近隣の豆腐店によって考案されたのが、大きな油揚げだったのだとか。
ところで、秋葉神社で祀られている秋葉権現様は白いキツネに乗っています。
おキツネさんの好物は油揚げ…だから門前土産が油揚げになったのかどうかはわかりませんが、そうだったら楽しいと思います。わたしが。キツネかわいい。
➁酒の肴として開発された
江戸時代、栃尾では大きな馬市が開催されていました。
おもな買い手であった農家にとって、馬1頭は決して安い買い物ではありませんでした。現代でいうなら、車買うようなもんですね。
馬市で売買が成立すると、売り手と買い手は契約のしるしにお酒を酌み交わしました。
酒を飲むなら当然肴も…というわけで安くて美味しい油揚げが好まれたのですが、箸でチマチマ食べるより豪快に手づかみで食べたいという声からサンドイッチみたいな油揚げができたとも言われています。
そういうことで(?)、今日は手で食べられる油揚げピザを作ってみましょう。
油揚げピザを作ってみよう
〈材料(油揚げ1枚分)〉
なるべく大きめの油揚げ…1枚
【トッピング】
ピザソース…適量
ピーマン(小さめ)…1個
プレスハム…3〜4cmくらい
ピザ用チーズ…好きなだけ
下ごしらえ
ピーマンは種とワタを取り除いてなるべく細切りに、プレスハムは1cm角に切ります。
油揚げをこんがり焼く
フライパンを熱して油揚げを入れ、こんがり焼き目をつけてひっくり返します。
トッピングして再度焼く
いったん火を止め、上面全体にピザソースをまんべんなく塗ります。
ピザソースの上にチーズをまぶし、プレスハムとピーマンをバランスよく配置します。
再点火して弱火~中火にし、フタをしてチーズが溶けるまでじっくり加熱します。
チーズが溶けたらフライパンからおろし、好きな大きさに切り分けます。
油揚げピザ実食!
見た目はほとんど普通ののピザですが…
油揚げにかなり厚みがあるので、ピザとショートケーキの中間のような見た目です。
表面サクサク中身やわらか食感の油揚げは分厚いピザ生地にも似た食感ですが、ピザらしいチーズ+ハム+トマトソース味のあとに油揚げ本来の味がこそっとやってきます。
夫はピザソースが届かない油揚げの下部に少ししょうゆをつけて食べていましたが、そのままでも十分いけました。このへんはお好みで。
2~3切れ食べたらけっこう満腹になりましたが、ピザ生地よりも低カロリー・低糖質なのでいろいろと安心ですね。
さいごに
油揚げはもちろん、↓コチラもまた栃尾の名物(?)です。
おふざけ?いえいえ、五穀豊穣や子孫繁栄を願うりっぱなお祭りなのです。
【参考】