【かつおめし】氷見産の迷いがつおで、土佐名物を作ってみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
お久しぶりです!
前回のもずく味噌汁記事をアップした後くらいから急に本業がめちゃくちゃ忙しくなり、ブログを書く余力がありませんでした。
それはさておき…小ぶりながらお得な生がつおを手に入れたので、さっそくいただこうと思います。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
かつおめしと迷いがつお
細かく切って煮たかつおをご飯に混ぜ込んだかつおめしは、高知県などで広く食べられている漁師メシです。フリー素材がなかった!
しかし!
すでにお気づきの方も多いと思いますが、今回使うかつおは氷見ブランドです。
氷見って、めっちゃ日本海側ですやん!
そもそも「かつお=枕崎、高知、静岡、三陸etc.」のイメージが強いのは、かつおが黒潮(下図実線矢印)などにのって太平洋を北上するからです。
ところが!たまに迷子になって日本海側(地図点線)へ行っちゃうヤツがいまして、そいつらが日本海で水揚げされると「迷いがつお」となります。
通常より寒い環境におかれた迷いがつおは身が引き締まって美味しく、また迷いがつおの存在自体がレアなため、大きいものは高値で取引されることもしばしばです。
そういうわけで、何の因果か富山湾経由でウチのキッチンに来た迷いがつおさんをありがたく調理させていただきます。
かつおめしを作ってみよう
今回は、こちらのレシピをベースにしています。
〈材料(5~6人分)〉
米…3合
★塩…小さじ1/2くらい
★しょうゆ…小さじ1
★酒…大さじ3
★顆粒だし…小さじ1/2
生かつお…約300g(可食部のみ)
☆おろししょうが…大さじ2くらい
☆水…100ml
☆しょうゆ…大さじ2.5
☆酒…大さじ1.5
☆みりん…大さじ1.5
きざみねぎ…適量
きざみのり…適量
かつおを煮る
かつおを3枚おろしにして骨を取り除き、約1cm角に切ります。
鍋に☆を入れて煮立たせ…
かつおをドーン!
再び煮立ったら弱火にし、アクをとりながらもうしばらく煮ます。
煮汁がほとんどなくなったら火を止め、しばらくそのままおいて冷まします。
背骨から身をはずす
粗熱がとれたら背骨を取り出し、骨から身をはずします。
適当にほぐした身を鍋に戻し、全体をよく混ぜて残った煮汁をからめます。
時間に余裕があれば、もうすこし置いて味をなじませましょう。
米を炊く
米を研いでざるにあげ、30分ほどそのまま置いておきます。
炊飯器に米と★を入れ、3合の目盛りまで水を足して炊きます。
かつおめし実食!
炊きあがったご飯を茶碗に盛り付けてたっぷりのかつおをのせ、きざみねぎときざみのりをトッピングします。
生のかつおにただ火を通すとパサパサしやすいんですが、細かく切ってご飯と一緒に食べるとパサパサ感が気になりません。
かつおのタタキにはねぎや生姜などを合わせるのが定番ですが、煮つけたかつおにもよく合いますね。
のり+ねぎの代わりに、ごまや刻み大葉を足してもいいかもしれません。
今回は2本あったかつおの約1本分を使用し、残りは後日しょうがとねぎ入りガリバタじょうゆソテーにしました。こちらもやっぱり美味でした。
さいごに
冒頭でもお伝えしましたが、9月下旬くらいから本業(ライター業)の密度が急に濃くなってまいりました。「気づいたら夕方」とかザラですもんね。
ライター業に加えてチビらの世話などもあり毎日天手古舞(←「てんてこまい」ってこういう字らしいですよ)ですが、料理ネタはまあまあコンスタントにたまり続けてます。
切れ目なく仕事をいただけるのはフリーランスとして非常に有難いことでございますが、せっかく始めたブログを辞めるつもりもございません。
そういうわけで、これからはこんな感じで無理なく進める予定です。
・時間に余裕があるときは、これまで通り月・水・金更新
・時間に余裕がなくなったら、月・水・金(不定期)更新
今後とも、トラベルごはんをよろしくお願いいたします!
【参考】