【アグチム】大人向けの韓国風ピリ辛蒸し料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
寒くなってくると、体があったかくなるものが恋しくなりますね。
夫からのリクエストで、今回は辛ーいアグチムを作ります。
(子どもらには、辛くない別料理を用意しておきました)
アンコウ鍋もいいけど、他の食べ方を試してみたい
白ご飯にもお酒にもあう辛い料理希望!
魚介類といっしょに、野菜もたっぷり摂りたいわ
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
アグチムとは?
アグチム(아구찜)は、アンコウ(アグ、아구)と野菜の蒸し煮です。
で、チム(찜)は「蒸し料理」を意味します。
過去に作ったケランチム(계란찜)も、ケラン(鶏卵)を蒸した料理ですね。
↓ちなみに、こちらはチムじゃなくてムチム(和え物)です。蒸してません。
そうそう、アグチムの本場は釜山の西にある港町「馬山(マサン)」です。
釜山から馬山へは高速バスでおよそ1時間なので、釜山旅行に行く機会があったらアグチムのために馬山へ足を伸ばしてみたいですね。
…果たして、いつ行けるのやら。
アグチムを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
↑こちらのページからリンクが貼られていたページ(韓国農水産食品流通公舎)を参照したのですが、2022年4月現在リンク切れになっていて閲覧できません…
〈材料(4~5人分)〉
あんこうの切り身…500gくらい
塩(下処理用)…大さじ1くらい
あさり…200gくらい(シーフードミックスや缶詰でも可)
長ねぎ…1/2本 or 玉ねぎ…1/2個
豆もやし…1袋
せり or みつば…1袋
パプリカ…1個
水…600ml
★おろししょうが…大さじ2
★刻みにんにく…1~2かけ分
★砂糖…小さじ2
★いりこorあさりダシダ…小さじ2(和風の顆粒だしで代用可)
★コチュジャン…大さじ2~ ※好みに応じて増減してください
★しょうゆ…大さじ2
★オイスターソース…大さじ2
★みりん…大さじ2
★料理酒…大さじ2
塩(味調整用)…適量
粉唐辛子、または一味or七味唐辛子(味調整用)…適量
片栗粉…大さじ4(同量の水で溶いておく)
ごま油…大さじ2
具材の下ごしらえ
あんこうをザルに入れ、下処理用の塩を全体にまぶして40~60分ほど置きます。
アンコウに塩をなじませている間に、豆もやしのひげ根をとります。
パプリカと玉ねぎは細切りに、みつばは2~3cmに切ります。
ついでにおろししょうがと刻みにんにくも用意しておきましょう。
豆もやしを鍋に入れ、さらに豆もやしの半分が浸かるくらいの水を加えて火にかけます。
1分ほど煮たらすぐに取り出し、ざるにあげておきます。
★の調味料をすべて混ぜておきます。
鍋に湯を沸かし、あんこうを入れて下茹でします。
あんこうの表面の色が変わったらざるにあげ、流水で全体を洗います。
具材を蒸し煮にする
合わせ調味料の半量を鍋に入れ、あんこう・あさり・水を加えて強火にかけます。
沸騰したら弱めの中火にし、10分ほど煮込みます。
全体がしんなりしたらもう半量の調味料と野菜を入れ、軽く混ぜながら1分ほど加熱します。
いったん味見をして、薄い場合は塩・コチュジャン・唐辛子などで整えます。
味が決まったら水溶き片栗粉を流し入れて混ぜ、全体にとろみがついたら火を止めてごま油をまわしかけます。
アグチム実食!
はじめの一口はもう予想通りの辛さですが、これがまた白ご飯に合うんです。
アンコウの身はほどよい弾力があり、もやしやパプリカと一緒に食べることで食感のバリエーションが増えて食べ飽きません。
あと、蒸してカサの減った野菜をたくさん摂れるのもいいですね。
そうそう、現地の専門店ではアグチムをわさびじょうゆにつけて食べることも多いそうです。
唐辛子+わさびのダブルコンボに興味がある方は、ぜひお試しあれ。
さいごに
アグチムを食べる際は、なるべく白い服やフォーマルな装いを避けることをおすすめします。
我々の食べ方が下手なだけかもしれませんが、アンコウの骨を取ったりヒレをかじったりするときにそこそこの確率で赤いつゆが飛びます…