【イシダイ(シマダイ)のいしる煮】いろんな地魚や釣った魚で…
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
スーパーの鮮魚コーナーをうろついていると、意外な「地物」に出会うことがあります。
今晩のメインディッシュは、磯釣りのターゲットにもなるシマシマのあいつです。
珍しい鮮魚を買ったけど、食べ方がいまいちわからん…
とにかく簡単にできる魚料理希望!
今日は和食が食べたいです
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
シマダイとは?
シマダイは、磯釣りで人気の「イシダイ」の幼魚です。
日本国内では、本州以南の海でよく見かけますね。
イシダイがさらに大きくなるとシマが消えていき、代わりに口の周りが黒くなって「クチグロ」と呼ばれるようになります。
ただしクチグロになるのはオスだけで、メスは大きくなっても薄めのシマが残ったままだとか。
イシダイは芸もできます
魚津水族館(富山県)の「おさかなショー」では、イシダイたちによるくす玉割りや輪くぐりなどの芸を見ることができます。
何年か前に見たことあるんですが、惜しいことに写真が残ってません。たぶん、ちょろちょろする子どもらの制御で手一杯で撮影する余裕がなかったんやと思います。
過去には、宝箱からガンダムを出したりもしたのだとか。
「僕が一番、ガンダムをうまく出せるんだ」とか、見てみたかった…
イシダイの賢さや愛嬌をアピールしておいてなんですが、、、
さあ、いよいよお待ちかねの調理&実食パートです。
シマダイのいしる煮を作ってみよう
〈材料(2~3人分)〉
シマダイ…8匹
★料理酒…150ml
★みりん…75ml
★しょうゆ…大さじ2弱
★いしる…大さじ2弱
おろししょうが…大さじ1弱くらい
シマダイをさばく
まず、うろこを取ります。
お腹に切れ目を入れてはらわたをかき出し、全体をよく水洗いします。
煮る
フライパンに★を入れて火にかけます。
フライパンがフツフツしはじめたら、シマダイを並べます。
おろししょうがを入れておとし蓋をし、フライパンに蓋をして弱火で15分ほど煮ます。
全体に火が通ったら火を止め、数時間おいて味をなじませます。
シマダイのいしる煮実食!
食べる前に軽く温めなおし、身をくずさないよう注意しながら盛り付けます。
体が小さいのでチマチマ食べなきゃいけませんが、身離れがよくて食べやすいです。
上品&淡泊な味にいしる独特の香りが加わって、ごはんによく合う味になりました。おかわりください。
魚の目の下には、口を動かすための筋肉がついています。
この部分はよく引き締まっており、小さいけれどぜひ味わってほしい部分です。
尾頭付きの鯛や大型魚の頭が入ったあら汁などを食べる機会があったら、ぜひお試しください。
さいごに
シマダイおいしかった…と余韻にひたる間もなく、またしても夫が新しい魚を買ってきました。
これもしかるべき方法でさばいて冷凍しておいたので、次回か次々回あたりのテーマに起用するつもりです。
【参考】