【昭和レトロ】あの頃の思い出がよみがえる…純喫茶風クリームソーダ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
わたしは80年代生まれですが、「昭和レトロ」「純喫茶」といったフレーズについ反応してしまいます。
外でお茶するときはついコーヒーや紅茶などを頼んでしまいますが、昭和気分を味わいたいならやっぱりクリームソーダでしょう。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください!
クリームソーダとは
日本で親しまれているクリームソーダは、炭酸飲料(おもに緑色のメロンソーダ)にバニラアイスとさくらんぼをトッピングしたデザートです。
日本におけるクリームソーダの歴史
1902年、銀座・資生堂薬局内に国内初のソーダファウンテン(※)が設置されました。このソーダファウンテンは、現在の「資生堂パーラー」の原型でもあります。
ソーダファウンテンの登場をきっかけとして、アイスクリームとソーダ水を組み合わせた「アイスクリームソーダ」が誕生しました。しかし当時はアイスクリームが高価だったため、庶民が気軽に食べられるものではなかったそうです。
高度経済成長期になってアイスクリームや冷凍庫が普及すると、クリームソーダはより広く親しまれるようになりました。当時はメロンを好む人が多く、そのためにメロン味(緑色)のクリームソーダが定着したとも言われています。
※ソーダファウンテン…ファミレスのドリンクバーなどでおなじみの、飲み物が出てくる装置です。
純喫茶風クリームソーダを作ってみよう
他に良いグラスがなかった今回はミニサイズにしたいので、ウイスキーグラスを使います。
甘党さんには、もっと大きくて背が高いグラスがおすすめです。
※もっと簡単に作りたい場合は、市販のメロンソーダもおすすめです。
アイスクリームの形をつくる
ディッシャーをお持ちの方は、この工程は省いていただいてOKです。
まず、アイスクリームの成形に使うラップを準備しましょう。
グラスの上にラップをゆるく広げると、仕上がりサイズの見当をつけやすくなります。
スプーンなどを使って、ラップにアイスをのせましょう。
茶巾しぼりの要領で、ラップをきゅっと丸めます。
アイスの形が整ったら、盛り付ける直前まで冷凍庫で冷やしておきましょう。
メロンソーダを作る
グラスにメロンシロップを注ぎ、8~9分目くらいまで氷を入れます。
氷が少なすぎるとアイスが沈んで泡まみれになるため、注意が必要です。
こぼれない程度に炭酸水を注ぎ、上下を軽く混ぜます。
冷やしておいたアイスから静かにラップをはずし、さくらんぼとともにのせれば完成です!
いざ、純喫茶風クリームソーダ実食!
純喫茶とは程遠い生活感満載のリビングですが、そんなことは気にせずいただきましょう。
炭酸でアイスの濃さが中和され、クリーミーさを残しつつさっぱりした味わいになります。
ミニサイズのため溶けるのも早いですが、アイスが溶け込んでシェイクのようになった味わいもまた良いものです。
学校と幼稚園から帰ってきた子どもたちも大喜び!
まとめ
メロンシロップ・炭酸水・バニラアイス・さくらんぼの4アイテムとお好みのグラスがあれば、自宅で純喫茶風クリームソーダを作ることができます。
そろそろ梅雨明けですが、昭和レトロ気分で夏の暑さを乗り切りましょう!
〈おまけ〉
こちらは、氷を入れ忘れた失敗作です。
失敗からの学びも大切ということで…。
〈参考〉
誰もが憧れる「資生堂パーラー」。100年以上も受け継がれるのは「新しい価値」「高品質」「本物」を追求する姿勢。|CAKE.TOKYO
専用の道具いらず!おうちでアイスクリームを丸くする方法 - macaroni