【ミヨッジュルゴリムチム(茎わかめの和え物)】韓国料理以外にも合うよ!
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
春といえば、わかめが美味しいシーズンですね。
今回は、この茎わかめで「ミョッジュルゴリムチム」なるものを作ってみましょう。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ミヨッジュルゴリムチムとは?
韓国の家庭料理としておなじみのミヨッジュルゴリムチム(미역줄거리무침)は、茎わかめの炒め物です。
ミヨッ(미역)は「わかめ」、ジュルゴリ(줄거리)は「茎」、ムチム(무침)は「和え物」を意味します。
日本では「韓国料理によく出てくる和え物=ナムル」という認識が強いですが、ムチムとナムルの区別はあまりはっきりしていません。
- ナムル…食べられる草や木の芽、あるいはそれらを使った和え物
- ムチム…和え物全般
おおまかには上記のとおりですが、人によってさまざまな解釈があるようです。
しまいにゃコンナムルムチム(豆もやしの和え物)なる料理まで出てきて、もう何が何やら。
韓国料理の隠し味・メシルチョン(梅エキス)
今回参考にしたレシピでは、メシルチョン(梅実清)を使っています。
メシルチョンは韓国の家庭でおなじみの調味料であり、砂糖やみりんと同じように使うのだとか。
なになに、黄色く熟した梅の実と砂糖を1:1で漬けこむとメシルチョンができる…
…ということは、梅シロップで代用できますね。
今回は、福井で買ってきた紅梅液を使いましょう。
www.minamiechizen.syokokai.com
ミョッジュルゴリムチムを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
ハングルわからないんで、↓コレとグーグル翻訳で無理やり解読しました。
〈材料(茎わかめ1パック分)〉
茎わかめ…1パック(130g程度)
にんじん…1/2~1/3本
青唐辛子…1本(今回は乾燥赤唐辛子の輪切りで代用)
きざみねぎ…適量
にんにくのみじん切り…1かけ分
濃口しょうゆ…大さじ1程度
梅エキス(梅シロップ)…大さじ1程度 ※みりんで代用可
おろししょうが…大さじ1程度
料理酒…大さじ1程度
サラダ油…適量
いりごま…適量
ごま油…適量
下ごしらえ
茎わかめは食べやすい大きさに切り、にんじんは千切りにします。
炒める
フライパンにサラダ油をひいて火にかけ、にんにくを入れて香りを立たせます。
にんじんと唐辛子を入れて炒めます。
にんじん全体に油がまわったら、茎わかめを入れてさらに炒めます。
しょうゆと梅シロップを加え、水気が減るまでさらに炒めます。
料理酒で溶いたおろししょうがを加え、全体になじませます。
きざみねぎを加えて少し炒めてから、火を止めます。
いりごまとごま油で和える
火を止めたあと、手早くいりごまとごま油をからめて完成です。
ミョッジュルゴリムチム実食!
できたてはもちろん、お弁当に入れてもいいと思います。
茎わかめのコリコリ感としょうが&にんにくのきいた甘辛さで、ごはんが進む一品です。こういう味好きですよ。
はじめて炒め物に梅シロップを使いましたが、梅味そのものの主張はそれほど強くなく「おや?いつもと違うコクがあるな?」くらいの仕上がりでした。しいて言うなら、普通のみりんと黒糖の中間みたいな風味かな?
和食の炒め物に梅シロップを使っても、ほとんど違和感ないと思います。
今回は唐辛子を控えめにして全年齢対応マイルド味にしましたが、唐辛子の量を増やすか生の唐辛子を使うとより本場っぽいピリ辛を楽しめるでしょう。
さいごに
ミヨッジュルゴリムチムの作り方は家庭によってさまざまであり、玉ねぎを入れるレシピも多く見かけます。
ヘルシーにしつつカサを増やしたい場合は、適当な長さに切ったしらたきなどを足してもいいかもしれません。
もちろん、野菜のナムルと一緒にビビンバにのっけても美味しいと思います!
あ、わかめ要素がミヨッククと被るか…まあいいや。
【参考】