【チーズタッカルビ】普段の食卓にもBBQにも合う簡単がっつりメニュー
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
突然ですが、この前使ったピザ用チーズがちょっと残ってます。
ついでにさつまいもも少し残ってるので、チーズタッカルビにしましょう。
辛めのがっつり料理が食べたい!
ピザ用チーズ余ってるねんな、どうやって消費しよか…
お肉も野菜もいっぺんに摂れる主菜希望!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
タッカルビとは?
「タッカルビ」を直訳すると、「鶏のあばら」となります。
その名の通りもともとは骨付き肉がメジャーでしたが、最近は食べやすい骨なし肉が主流となっています。
四月革命とタッカルビ
タッカルビは、1960年代ごろに江原道春川市(ソウルから電車で2時間くらい)にあった焼肉店で考案されたと言われています。(諸説あり)
もともと、このお店では主力メニューとして豚の焼肉を出していました。
ところが1960年の四月革命によって国内情勢が混乱し、その影響で豚肉を仕入れにくくなってしまいました。
入手しやすい鶏肉を使って試行錯誤しながら考案されたのが、今日のタッカルビというわけです。
安くて美味しくてお腹にたまるタッカルビは、現在も学生や観光客に大人気!
チーズタッカルビを作ってみよう
今回は、以下のレシピをベースにしています。
〈材料(4人分)〉
鶏もも肉…500g
サツマイモ…1/2~1本
玉ねぎ…1個
キャベツ…90g
鷹の爪…1本
ピザ用チーズ…100gくらい
ごま油またはサラダ油…適量
【A】(合わせておく)
コチュジャン…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ2
ニンニクのみじん切り…1~2かけ分
一味または七味唐辛子…少々
カレー粉…少々
辛いのが苦手な方やお子様が食べる場合は、コチュジャンとしょうゆを焼き肉のたれ(大さじ3)に置き換えます。
下ごしらえ
一口大に切った鶏ももを【A】に漬け込み、30分~1時間ほど置いておきます。
さつまいもは皮をむいていちょう切りか短冊切り、キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切りにします。
材料を焼く
フライパンにごま油をひき、玉ねぎを入れて炒めます。
玉ねぎが少ししんなりしたら、キャベツとさつまいもを入れてさらに炒めます。
キャベツが少ししんなりしてきたら、鶏肉を加えて炒めます。
全体を蒸し焼きに
鶏肉の表面に焼き色がついたら、フライパンに蓋をして蒸し焼きにします。
全体に火が通ったら、中身を端に寄せてピザ用チーズをたっぷり入れます。
(甘口バージョンも一緒に作る場合)
・鶏肉の一部を甘口タレ(材料欄参照)に漬けこみます。
・炒めた野菜の一部を別のフライパンに取り分け、甘口タレ味の鶏肉を加えます。
チーズタッカルビ実食!
チーズが溶けたら火を止めて…
一口めからコチュジャンのスパイシーさと鶏もも&チーズのボリュームがガツンときますが、さつまいもの甘みでちょいちょい味がリセットされるので食べ飽きません。
甘味を求めるならかぼちゃでもいいはずなんですが、なぜかチーズタッカルビにはさつまいものほうが合うんです。
タッカルビの横に白ごはんをスタンバイさせて交互にかきこみたいところですが、ちょっと我慢します。
口直しはスープやナムルなどでどうぞ。
具材をあらかた食べ終わったら、こんなかんじでシメのごはんを入れます。
韓国のりがなかったので普通の味付きざみのりを入れてますが、これでも十分韓国らしい風味になります。
キムチ入れてませんが、キムチチャーハンに近い味になりました。美味美味。
この記事を見てチーズタッカルビを作ろうと思っていただけた皆様、
「シメを食べるまでがチーズタッカルビ」でございますよ!
さいごに
今回はわりと野菜類の顔ぶれがシンプルですが、ここにいんげん・なす・人参・きのこ類などを加えても合うと思います。ヘルシー志向ならこんにゃくなんかもイケるかな。
冷蔵庫の都合やお好みで、いろいろアレンジしてみましょう。
あと、本場では白ごはんのかわりに味のついてない中華麺(インスタントラーメン)をシメに入れることも多いようです。麺バージョンも美味しそうですね。