【アチャール】お好みの野菜や果物で作る、インド風ピクルス
みなさんおひさしぶりです、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
なんやかんやで月曜日にワクチン2回目を接種し、微熱と全身筋肉痛と強烈な眠気のせいで寝込んでおりました。
ようやく本調子に戻ってきたので、ブログのほうも再開したいと思います。
今回のテーマは、前回のバターチキンカレーの添えものです。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
アチャールとは?
アチャールは、インド・ネパール・パキスタンなどで食べられているピクルスの一種です。
ピクルスというとすっぱいイメージが強いですが、アチャールは唐辛子系の辛さとスパイスが加わることで辛酸っぱく複雑な味になります。
アチャールは発酵する?しない?
ピクルスに「乳酸発酵させるタイプ」と「発酵させず酢漬けにするタイプ」の2種類が存在するように、アチャールにも発酵タイプと発酵しないタイプがあります。
発酵タイプのアチャールは、だいたいこんな感じで作ります。
・まず野菜を天日干しにする(天日干しの前に塩漬けしたりしなかったり)
・ほどよく乾燥した野菜と調味液(塩+スパイス+油)を混ぜる
・密閉容器に入れて放置し、乳酸発酵させる
漬け込む前に天日干しするという点では、生野菜を塩水に漬ける発酵ピクルスよりも梅干しに近いかもしれません。
一方、発酵しないタイプのアチャールは材料を調味液となじませた後あまり時間をおかずにいただきます。
こっちは、ピクルスというよりマリネに近いかな。
アチャールを作ってみよう
「発酵させるヒマがない」「夫が衝動買いしたアチャールの素を使わねば」という理由により、今回は発酵しないほうのアチャールです。
〈材料(5~6人分)〉
お好みの野菜…合計650gくらい
・きゅうり
・パプリカ
・プチトマト
・玉ねぎ
・ひよこ豆(水戻し済)
酢…大さじ3←レモン汁でもいいかも
アチャールの素…10g(1/2袋)
野菜を切る
プチトマトは半分に、きゅうり・パプリカ・玉ねぎは2cm角くらいに切ります。
切り方に決まりはありませんが、ひよこ豆に近いサイズに揃えておくといいかも?
調味料と混ぜる
アチャールの素と酢を加え、まんべんなく混ぜます。
こんな感じになったら、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
アチャール実食!
でっかい器に大盛りにすると食べきれないので、小鉢か皿の端っこにそっと盛り付けましょう。
アチャールの印象を一言で表すと、西洋風のピクルスに辛みとスパイシーさを足した感じです。あるいは、キムチからニンニク風味を引いたような感じか…。
メインのバターチキンカレーはこってりめの味でしたが、ときどきアチャールを口に入れるとうまい具合にリセットできます。味の方向性が正反対ですから。
あと、生玉ねぎの辛味がけっこうきますね。大人向けなお味。
「アチャールの素」のパッケージにはタコやらパインやらを使うレシピも載ってたので、次回はフルーツメインで攻めてみたいと思います。
さいごに
アチャールが余ったら、豚キムチと同じ要領で「豚アチャール」にしてみてもいいかもしれません。
インドっぽさを前面に出したいなら、豚キムチより鶏キムチかな?(インドでは宗教上の理由などで豚や牛を食べない人が多いので…)