【ボロネーゼパスタ】赤ワイン仕立てでちょっぴり大人の味に
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
家族から「ボロネーゼが食べたい」というリクエストがあったので、たっぷりのひき肉とクッキングワインを買ってきました。
いつもの細長いパスタでもいいんですが、雰囲気を出すためにペンネを使ってみます。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ボロネーゼとは?
イタリア・ボローニャ地方で生まれたボロネーゼは、ひき肉と香味野菜をワインなどで煮込んだソースです。
その昔、ボローニャのセレブ達がパスタを贅沢に食べるために考案した料理が起源と言われています。フランス料理がベースになっているとかいないとか。
ボロネーゼ?ミートソース?
突然ですが、皆様はボロネーゼとミートソースの違いをご存じでしょうか?
ひき肉と香味野菜を使っている点ではどちらも同じですが、ボロネーゼはより肉の比率が高く赤ワインの風味が前面に出ているのが特徴です。
ボロネーゼにもトマトは入っていますが、トマト味よりワイン味が目立ちますね。
ミートソースはボロネーゼより汁気が多く、ケチャップやウスターソースなどを多用した甘じょっぱい味が特徴です。
ミートソースやナポリタンのようなケチャップ系パスタは、戦後アメリカ経由で日本に伝わったと言われています。
イタリアには、トマトベースのパスタはあってもトマトケチャップベースのパスタはほとんどありません。
ボロネーゼパスタを作ってみよう
〈材料(4~5人分)〉
ひき肉(牛または牛豚あいびき)…400~500g
玉ねぎ…1個
にんじん…1/2本
セロリ…1本
※冷蔵庫の在庫状況などに合わせて、野菜の比率をいくらか変えてもOKです
トマト缶(ホールでもカットでもOK)…1缶(400g)
赤ワイン…270~300ml
オリーブオイルまたはサラダ油…適量
塩…適量
コショウ…適量
お好みのパスタ…80~100g×人数分
【トッピング用】
パルメザンチーズ…適量
パセリ…適量
下ごしらえ
玉ねぎ・セロリ・にんじんを粗めのみじん切りにします。
具材を炒める
フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、まず玉ねぎを加えて炒めます。
玉ねぎが少ししんなりしたら、他の野菜を加えて引き続き炒めます。
玉ねぎが透き通って全体がしんなりしたら、いったんフライパンから引き揚げておきます。
フライパンが熱いうちにひき肉を入れて軽く塩を振り、強火で軽く焦げ目をつけながら炒めます。
煮込む
ひき肉全体の色が変わったら、赤ワインを加えて全体をよく混ぜます。
トマト缶と野菜を加え、全体をよく混ぜます。
全体が煮立ったら塩コショウで味を調え、水分が減るまで煮詰めます。
ボロネーゼを煮詰めている間に、パスタをゆでておきましょう。
ボロネーゼパスタ実食!
パスタとボロネーゼソースをお皿に盛り付け、その上からたっぷりのパルメザンチーズとパセリを振りかけます。
今回はコンソメ・だし系調味料を使っていませんが、ワイン・香味野菜・パルメザンチーズの風味が合わさってゴージャスな味わいに仕上がっています。
もちろんワインのアルコールはしっかりとんでいるので、お子さまやお酒を飲めない方も安心して食べられますよ。
そうそう。
パスタをゆでてから食べるまでに時間があいてしまう場合は、パスタにオリーブオイルかサラダ油をからめておきましょう。
ボロネーゼアレンジアイデア
ボロネーゼアレンジレシピあれこれ
さいごに
健康のために毎日野菜を摂りたくても、「忙しくて何品も準備できない」「野菜の付け合わせを出しても残されちゃう」など理由で思うようにいかないことも多いですよね…
ボロネーゼは肉メインの料理ですが、たっぷりの香味野菜とトマトが入っているので野菜不足解消にも役立ってくれます。
アレンジメニューのピザトースト風やリゾット風は、時短朝食にも便利ですね。
そうそう、ボロネーゼは「子どもが野菜嫌いで、小さく切っても器用によけられて残されちゃう」という方にもおすすめです。
「野菜の緑色が見えた時点でもうアウト」な強者ちゃんには、セロリの白い部分だけを使ってあげるか分類不能なレベルまで細かくみじん切りにしてあげるとよいでしょう。
「子どもの野菜嫌いをどうにかしたい」もそうですが、日常的に料理をしていて問題に直面することはよくあります。
ウチの場合は、「家族の好みがバラバラで献立作りが大変」「料理に時間をかけにくい日が増えたけど食費はなるべく抑えたい」とかもありますねー…
こんなときは、まず現状を整理することで問題の根本的な原因を見つけやすくなります。
また、(できれば複数人で)ブレーンストーミングしてみることで意外な解決策が見つかる場合もあります。
これらの作業には適当なメモ帳やいらん紙などを使ってもいいんですが、誰でも直感的に作れるマインドマッピングソフト「Edrawmind」がおすすめです。
料理関係に限らず、何かを考えるときにマインドマップを使うことで「アイデアの出し方」や「考えが煮詰まりそうなときの脳内整理術」などを自然に鍛えられます。
そうすれば今後新しい問題が起こったときも落ち着いて対処しやすくなりますし、さらなる新レシピが生まれて人気ブログに…なるかどうかは神のみぞ知る!
【参考】