【十三香入り餃子】五香粉の上位互換「十三香」を使ってみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日、中国食材店でこんなものを購入しました。
なんだか大層な謳い文句が書いてありますが、日本の家庭で作る餃子にコレを入れるとどうなるか実験してみます。
謎の食材はとりあえず試してみたい
たまにはみんなで手作り餃子を…
中国っぽい香辛料が好き
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
十三香とは?
十三香(スーサンシャン)は、中国東北部などで広く使用されているミックススパイスです。
なお、パッケージに記載されている配料(原材料)は以下の通りです。
リョウキョウやビャクシは漢方薬に使用されますが、日本での知名度は低いようですねー。
で、どうやって使うねん
パッケージ裏面のはじめの説明文をグーグル翻訳にかけると、こうなりました。
ようするに…
十三香を使えば、どんな料理もたちまち本格派中国料理にグレードアップするとかしないとか。
つまり、五香粉の上位互換でほぼ間違いないと思います。
あんま難しく考えんと、どんどん使っちゃえ使っちゃえ。
十三香入り餃子を作ってみよう
具材の分量やタネの味付けは、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(30個分)〉
餃子の皮…30枚
ひき肉…150g
キャベツ…150g
にら…1袋(100g強)
塩(塩もみ用)…小さじ1弱
きざみねぎ…大さじ1強
おろし(きざみ)にんにく…1かけ分
おろししょうが…1かけ分
十三香…小さじ1/2
こしょう…適量
★オイスターソース…大さじ1/2
★酒…大さじ1
★しょうゆ…大さじ1弱
★鶏ガラスープの素…大さじ1弱
片栗粉…大さじ1
サラダ油またはごま油…適量
肉あんを作る
キャベツとにらを粗みじん切りにし、きざみねぎを加えたのちに塩をなじませて数分おきます。(キャベツの下ににらときざみねぎがいます)
出てきた水分をしぼって、しんなりさせましょう。
餃子に入れる野菜を塩もみするレシピと塩もみしないレシピがありますが、個人的には仕上がりがべチャッとならないよう塩もみして水分を減らしちゃう派です。
塩もみしない派の皆様は、★の調味料に塩小さじ1/2を足してしょうゆ・鶏ガラスープをそれぞれ大さじ1にしてくださいねー。
ひき肉としょうが・にんにく・こしょうをボウルに入れ、粘りが出るまで混ぜます。
今回のVIP・十三香がログインしました。
野菜と★を加えて、さらに混ぜます。
最後に、片栗粉を入れて混ぜます。
餃子を包む(手で包む)
餃子の皮の周囲に薄く水をつけ、中央に丸くまとめた肉あんをのせます。
まず中央部分の皮をくっつけて…
両側から少しずつヒダを作りながら、すきまができないよう閉じていきます。
餃子を包む(百均の餃子包み器で包む)
お子様と一緒に作るときやとにかく手早く作りたいときは、百均などで買える餃子包み器を使ってもOK!
パッタン!
右が餃子包み器使用、左が手包みです。
餃子包み器を使うとどうしてもあんがはみ出しやすくなるので、肉あんの量を欲張りすぎないように…
フライパンで焼く
フライパンにサラダ油またはごま油をひいて餃子を並べ、並べ終わってから点火して中火で焼き目をつけます。
100mlくらいの水を加えてふたをし、弱火で蒸し焼きにします。
全体にしっかり火が通ったら、蓋を開けて水分を飛ばします。
十三香入り餃子実食!
写真では小さめの皿にチマチマ盛り付けていますが、フライパンの上に大きめの皿を伏せてひっくりかえすときれいに盛り付けられます。
ひとくちかじると「本格派中国料理の香り」がフワンと広がり、いつもの食卓が飯店に早変わり…は言いすぎですが、ともかく本格的な味になります。
十三香そのものが特別しょっぱい・辛いわけではなく(こしょうは入ってるもののそれほど主張は強くない)、肉・野菜その他もろもろの味に香りがのっかった感じとでも言えばよいでしょうか。
餃子のタレ(酢じょうゆ)をつける場合は、全面にべちゃっとつけるよりも端っこにちょっとつける程度がおすすめです。
タレをつけすぎると十三香の風味がわかりにくくなるうえ、あっという間に塩分を摂りすぎてしまいますので…。
さいごに
子どもの発想力ってすごいです。
今回は子どもたちの要望を受けて焼き餃子にしましたが、ガチで中国気分を味わいたい場合は水餃子などをおすすめします。
中国では「焼き餃子=残った餃子のリメイク料理」という認識が一般的とのことなので…