【ゼリーフライ】ゼリーじゃないのになぜゼリー!?埼玉・行田のB級グルメ
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
初めてのトラベルごはん国内編関東ブロックとなる今回は、知らない人にとっては謎の食べ物以外の何物でもないアレでございます。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ゼリーフライとは?
埼玉県行田市のB級グルメ「ゼリーフライ」を一言で表すと、おからとじゃがいもをベースとした衣なしコロッケとなります。
明治期の行田で茶屋を営んでいた人が日露戦争に従軍し、帰国後に中国北東部の野菜饅頭(油炸包かな?)をアレンジして作ったものがゼリーフライの原型とされています。
ゼリーじゃないのにゼリーフライ
ゼリーフライという名前の由来は諸説ありますが、小判形の「銭(ゼニ)フライ」が訛ってゼリーフライになった説が有力です。
いまとなっては本当のところはわかりませんが、ゆるキャラ「こぜにちゃん&フラべぇ」に聞けば何か手がかりをつかめるかもしれません。
ゼリーフライを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4人分)〉
生おから…200g
じゃがいも…200g(1~2個)
卵…1個
たまねぎ…1/2個
にんじん…1/2本
小麦粉…1/4カップ
牛乳…大さじ3
塩コショウ…適量
サラダ油(炒め油+揚げ油)…適量
【ソース】
ウスターソース…大さじ3強
ケチャップ…大さじ2
みりん…大さじ2
野菜とおからの下ごしらえ
たまねぎとにんじんは、それぞれみじん切りにしておきます。
フライパンにサラダ油をひいて熱し、たまねぎとにんじんをじっくり炒めます。
たまねぎがしんなりして透き通ってきたら、おからを加えてさらに炒めます。
全体がパラパラになったら火を止めます。
タネづくり
じゃがいもはよく洗って1個ずつラップで包み、レンジでチンします。
竹串がすっと通るやわらかさになったら皮をむいて適当な大きさに切り、マッシュします。
十分マッシュしたら、さめないうちに牛乳・塩コショウを加えてよく混ぜます。
全体がなめらかになったら、溶き卵・小麦粉・おからを加えてよく混ぜます。
成型する
タネを適当なサイズに分け、小判状にまとめます。
今回は10等分していますが、大きさ・個数はお好みでどうぞ!
成型が終わったら、揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう
揚げる
フライパンに油を入れて170℃に熱し、成型したタネを入れて全体がきつね色になるまで揚げます。
ソースづくり
耐熱容器にソースの材料を入れてよく混ぜ、レンジで2分ほど加熱します。
ゼリーフライ実食!
ソースをかけて、さあどうぞ…
…お!
見た目のイメージと比べて油っぽくなく、おからにありがちなモソモソ感もなく、ほどよいしっとり感がなんとも美味しゅうございます。
こりゃ気に入った。リピあり!
生おからがない場合は、水を加えたおからパウダーなどでも作れると思います。
おからが入っているうえに衣をつけていないため、普通のコロッケと比べてカロリーや糖質が気になりにくいでしょう。
さいごに
【証明問題】
「ゼリー入りゼリーフライを作ったら大変なことになる」を証明しなさい。
【証明】
ゼリー入りゼリーフライにおいて、
・ゼリーにはゼラチンが使用されている…①
・ゼラチンを高温にすると、溶けて液体状になる…②
①②より、
・ゼリー入りゼリーフライを高温にすると、ゼリー部分が溶けて液体状になる…③
さらに…
・高温の油に多量の水分(液体)を加えると、大規模な油ハネが起こって大変なことになる…④
③④より、
高温の油にゼリー入りゼリーフライを入れると、大規模な油ハネが起こって大変なことになる
①~④より、
ゼリー入りゼリーフライを作ったら大変なことになる!
【証明終了】
【参考】