【ニョッキ】SNS映えも狙える!?じゃがいもとかぼちゃで2色仕立て
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
【問題】
先週、アキオカさんはとある山奥の無人販売所でかぼちゃとじゃがいもを買いました。
そして今週、アキオカさんは性懲りもなくまた別の山奥のお店でトマトを買いました。
さて、アキオカさんはどうするつもりでしょうか。
視覚的にハデな一品がほしい
もちもち系大好き!
緑黄色野菜を美味しく食べたい(食べさせたい)
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ニョッキとは?
ニョッキ(gnocchi)は、小麦粉とでんぷん質の野菜類などを混ぜて作るパスタの一種です。
しばしば、これと間違えられます。
じゃがいものニョッキがもっとも有名ですが、ほかにもかぼちゃ・さつまいも・ほうれん草などさまざまなバリエーションがあります。
ニョッキはもともとすいとんだった!?
イタリアでまだじゃがいもが知られていなかった頃、ニョッキは小麦粉やパン粉をベースにして作られていました。
したがって、ニョッキの原型はこれ(↓)に近い感じだったと考えられます。
イタリアで初めてじゃがいもニョッキを作ったのは、電池を発明し「ボルト(電圧の単位)」の由来となった物理学者アレッサンドロ・ヴォルタ(1745-1827)です。
彼はフランスからじゃがいもを輸入し、イタリアの人々にじゃがいもの栽培方法と美味しい食べ方を広めたと言われています。
ニョッキを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4人分)〉
【ニョッキ】
じゃがいも…250gくらい(皮をむいたあとの重さ)
強力粉…75g~(じゃがいもの重量の30%くらいが目安)
かぼちゃ…250gくらい(皮・わたを取ったあとの重さ)
強力粉…75g~(かぼちゃの重量の30%くらいが目安)
打ち粉(強力粉または薄力粉)…適量
【フレッシュトマトソース】
トマト…4~5個
砂糖…小さじ2
塩…小さじ1弱
オリーブオイル…120g(大さじ8)
パルメザンチーズ…適量
じゃがいも・かぼちゃをゆでる
かぼちゃは皮とわたを取って小さめに切り、少量の水で蒸します。
じゃがいもも皮をむいて適当な大きさに切り、少量の水を加えて蒸します。
フレッシュトマトソースを作る
トマトのへたを切り落とし、細かく切ります。
中の水分もソースに加えるので、できるだけ取っておきましょう。
すべての材料を鍋に入れ、トマトの形が崩れるまで弱火で煮ます。
全体がソース状になったら、火を止めます。
ニョッキを作る
やわらかくゆであがったかぼちゃをざるにあけ、よく水気を切ります。
その後ボウルなどにうつして、マッシャーやすりこぎで細かくつぶしましょう。
全体がペーストっぽくなったら、強力粉を数回に分けて混ぜ込みましょう。
全体がひとまとまりになったら、打ち粉をふったまな板の上で細長く伸ばします。
一口大に切って平たい小判状に整え、フォークなどで押さえて筋をつけます。
鍋にたっぷりの湯をわかしてニョッキを入れ、1~2分ほどゆでます。
浮き上がってきたら網じゃくしで取って水気を切り、お皿に盛ってソースをかけましょう。
ニョッキ実食!
食べる直前に、たっぷりのパルメザンチーズをかけます。
では、いただきます。
かぼちゃニョッキは水分が多すぎてちょっと残念な形になってしまいましたが、強力粉のおかげでしっかりもっちり食感に仕上がりました。耳うどんみたい?
さらに、フレッシュトマトの旨味がかぼちゃの甘さを引き立てています。
いかにもニョッキらしい、安定のじゃがいも味です。(当たり前)
こちらは長男がテレビを見ながらかなり粗めにつぶしてくれたので、じゃがいものホクホク感と強力粉のもちもち感が合わさって面白い食感になりました。何でもやらせてみるもんやねぇ。
さいごに
もしニョッキを作りすぎてしまった場合は、冷凍保存が可能です。
ニョッキを冷凍する際は一旦金属製トレイなどに並べて冷凍し(必ず間隔をあけて並べること!)、食べる直前に凍ったままゆでましょう。
今回はフレッシュトマト+オリーブオイルソースでいただきましたが、クリーム・オイルベースのソースならだいたい相性いいと思います。和風ノンオイル系は…どうやろうな…?
※ニョッキはもっちもちなので、小さいお子さまなどが食べる際はのどにつまらないよう細かくカットしてください!
【参考】