【ぬっぺ汁】とろろと豆腐であったまる岩手料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
いやぁ急に寒くなってきましたねえ、皆さま体調はいかがでしょうか?
「気温気圧の乱高下に振り回されてキツイ」という方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、寒い日や体調いまいちの日におすすめのあったまりメニューでございます。
とろろの美味しい食べ方知らない?
このところ冷えがつらいねぇ
少ない材料で満足度高めのメニュー希望!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ぬっぺ汁とは?
岩手県紫波郡の郷土料理であるぬっぺ汁は、豆腐のすまし汁にとろろをトッピングしたものです。
読んで字のごとく、ぬっぺりしてるからぬっぺ汁(のっぺい汁とも)です。※諸説あり
8杯おかわりできる!?
ぬっぺ汁は、食べやすくてついついおかわりしてしまうことから八杯豆腐とも呼ばれます。
汁碗1杯をだいたい250gと仮定して8杯おかわりすると、およそ2kg食べる計算になります。
わざわざ計算するのはなんか無粋な気もしますが、2kgも食べられそうなくらい美味しいってことですね。
ぬっぺ汁のカロリーはそれほど高くないと思いますが、どうしても気になる方は自然薯や大和芋よりカロリー低めの長芋を使うとよいでしょう。
カリウム重視の方には、大和芋やいちょう芋などが特におすすめです。
ぬっぺ汁を作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4人分)〉
山芋…200g
★大根おろしのしぼり汁…大さじ3強(50ml)
★卵…1個
★砂糖…小さじ1
酢…少々
豆腐…1丁
だし汁…600ml
しょうゆ…大さじ3
塩…小さじ1/2~1
きざみねぎ、きざみのりなど…適量
山芋をすりおろす
山芋の皮をむき、しばらく酢水につけておきます。
すり鉢に直接山芋をこすりつけて、根気よくすりおろします。
すり鉢がない場合はおろし金でもOKですが、すり鉢を使うとより細かくすりおろすことができますよ。
★を加えて…
全体がなめらかに混ざるよう、すりこぎで混ぜます。
すまし汁を作る
だし汁を鍋に入れて火にかけ、しょうゆと塩で味をととのえます。
味が決まったら一口大に切った豆腐を加え、ひと煮立ちさせて火を止めます。
ぬっぺ汁実食!
すまし汁を盛り付けた上からとろろを静かにのせ、最後にきざみのりをトッピングします。
では、いただきましょう。
初めて食べるのになんか懐かしい、ほっとする味です。
何とも言えないやさしい味のすまし汁にとろろのなめらかさが加わり、体があったまります。
大根のしぼり汁が入っていますが、大根ぽい風味はほとんど感じませんでした。
さいごに
とろろ効果で体があったまって胃にもやさしいぬっぺ汁は、風邪ひいたときなどでも食べやすいと思います。
ただ体調不良でふらふらしながらとろろおろすのは大変なので、冷凍パックのとろろと大根おろしを常備しておくといいかもしれませんね。
【参考】