【ムケッカ・バイーアナ】ココナッツミルク香るブラジル風煮込み料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
しばらくお盆休みをいただいて、しっかり充電いたしました。
今回はブラジル料理ですが、「当ブログ初のブラジル料理はフェイジョアーダになる」という予想は見事にハズしています。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ムケッカとは?
ムケッカ(moqueca)は、魚介類とトマトをベースにしたブラジルの煮込み料理です。
がっつりココナッツミルクの気分だったので、今回はムケッカ・バイーアナにしました。
バイーアはかつて黒人奴隷貿易の拠点だった港町であり、アフリカ由来の文化が強く根付いています。
ココナッツミルクとパームオイルを使うムケッカ・バイーアナも、黒人によってもたらされた料理のひとつです。
参考までに、過去に作ったチキンムアンバにもパームオイルを入れます。ウチではオリーブオイルで代用してますが…
過去にカップヌードルムケッカ味が!
W杯ブラジル大会が行われた2014年に、カップヌードルとUFOの「ムケッカ味」が発売されていたそうです。
公式サイトにココナッツミルクの甘味をなんたらかんたら的な説明があるので、これはムケッカ・バイーアナ風ですね。
残念ながらカップヌードル/UFOムケッカ味を食べた記憶がないのですが、今さらながら興味がわいてきました。
しかしブラジル関連のイベントでもないかぎり再販の望みは薄そうなので、自分でなんとかします。
ムケッカ・バイーアナを作ってみよう
今回は、こちらのレシピをベースにしています。
〈材料(4人分くらい)〉
冷凍むき身あさり…150gくらい
たらの切り身(たぶん白身魚ならなんでもOK)…2きれ
玉ねぎ…1個
パプリカ…1個
トマト…400gくらい(カットトマト1缶でもOK)
ココナッツミルク…1缶
おろししょうが…1かけ分
刻みにんにく…1かけ分
ローリエ…1枚
パクチー…1袋
オリーブオイル(あればパームオイル)…大さじ2
塩コショウ…適量
【マリネ液】(合わせておく)
レモン汁…大さじ1.5くらい
塩コショウ…適量
魚介類をマリネしておく
魚介類は食べやすいサイズに切り、マリネ液を全体になじませて30分以上置いておきます。
野菜類を切る
トマトは皮をむき、粗みじんにします。
その他の野菜は、一口大にカットしておきます。
具材を炒め煮にする
鍋にオリーブオイルと刻みにんにくを入れて火にかけ、にんにくの香りが立ったらおろししょうが・玉ねぎ・パプリカを入れて炒めます。
トマト・ココナッツミルク・ローリエ・塩コショウを加え、10分ほど弱火で煮ます。
魚介類をマリネ液ごと入れ、さらに10分ほど煮ます。
具材に火が通ったことを確認し、味が薄ければ「追い塩コショウ」で整えて完成です。
ムケッカ・バイーアナ実食!
ごはんと一緒にお皿に盛り、お好みでパクチーをのっけます。
ココナッツ+魚介といえばまずグリーンカレーあたりを連想しますが、ムケッカもなかなか美味いですね。
エスニック料理初心者さんは、魚醤系調味料を使わないムケッカのほうが食べやすいかもしれません。パクチーが苦手なら、省略してもOKですし。
酸味は思ったより控えめですが、要所要所でココナッツのホワンとした風味を引き締めてくれます。
フェイジョアーダよりムケッカのほうがなんとなくカロリー低そうですし、緑黄色野菜+魚介で栄養面も言うことなし!
さいごに
残りごはんの関係でいつものジャポニカ米を合わせましたが、タイ米を合わせるとよりブラジルっぽさが出ると思います。
次はムケッカ・カピシャーバやな。