【テンペ】インドネシアの大豆発酵食品を食べてみた
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日、滋賀県某所でテンペなる食材を入手してきました。
※県をまたぐ移動はしましたが、密な場所には行かず自家用車のみで移動しました。念のため。
この人生初食材がブログネタにならないことがあろうか、いやない!
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
テンペとは?
インドネシア発祥のテンペは、大豆などを使った発酵食品です。
テンペの起源については諸説ありますが、遅くとも1600年代前半にはテンペが存在したとされています。
日本では「納豆みたい」と言われることもありますが、新しいものであれば納豆のようなにおいやネバつきはありません。
納豆は納豆菌、テンペはテンペ菌(クモノスカビ)の力で発酵しているため、仕上がりも大きく異なるんです。
食べ方いろいろ万能食材
テンペは油と相性がよく、初心者さんにはフライやソテー・炒め物などがおすすめです。
テンペは比較的淡泊でクセが少ないため、何にでも合うと言われています。
新しいテンペであれば、生のまましょうゆなどにつけてかじってもおいしいようです。
テンペを食べてみよう
我々はテンペ初心者なので、とりあえず揚げ焼きにしてみましょう。
〈材料〉
テンペ…1袋(250g)
サラダ油…適量
【A】(下味用タレ)
しょうゆ…大さじ1.5
酒…大さじ1.5
おろししょうが…大さじ1
このふわふわした白いものがテンペ菌、つまりクモノスカビです。
余談ですが、紹興酒やマッコリを作るときもクモノスカビを使うそうですよ。
下味をつける
テンペをスティック状に切ります。
包丁を入れると、チーズのようにスッと切れますね。
【A】を合わせて下味用タレを作り、そこにテンペを漬け込んで20分ほど置きます。
フライパンで焼く
フライパンにサラダ油をひいて熱し、テンペの両面をこんがり焼きます。
テンペ実食!
下味あり・下味なし(素揚げ)の2種類です。
表面はカリカリ、内側はクリームチーズのようにねっとりした食感です。
臭みやクセはほとんどなく、大豆本来の味がほのかに感じられる程度の淡泊な味わいです。これなら納豆苦手な人でもイケますね。
下味なしバージョンは、お好みの調味料を自由につけていただきます。
今回はサンバル・たまりじょうゆ・みそをつけてみましたが、どれも美味でした。
ネットの情報によると、シンプルに塩コショウだけでも美味しいようです。塩コショウを試す前に、全部食べちゃいました…
さいごに
こちらのサイトによると、テンペに納豆菌が混ざると味が落ちやすくなるようです。
開封済のテンペは納豆から離れたところに保管し、なるべく早めに食べきるか冷凍保存するとよいでしょう。
あと、カビに弱い野菜・果物やパン類とテンペを一緒に保管することも避けたほうがいいかもしれません。
でも、美味しいからまたリピートします。
【参考】