【玉米蛋花湯(中華風コーンスープ)】あともう1品欲しい時に便利
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
今回のテーマは、以前から我が家で適当に作ってる中華風コーンスープです。
ふーん、中国語では玉米蛋花湯っていうんやね…(検索した)
ぱぱっとできる「もう一品」のレパートリーを増やしたい
中華料理に合うスープ希望
子どもも喜んで食べるおかず、いいレシピありませんか?
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
中国版コーンスープ(玉米湯)あれこれ
コーンスープを中国語に訳すと、玉米湯(Yùmǐ tāng)となります。
「玉米湯」で検索すると、いろいろなバージョンのスープが出てきますよ!
玉米蛋花湯(Yùmǐ dàn huā tāng)
「蛋花湯」は溶き卵を加えたスープであり、日本でいうところのかきたま汁です。
玉米蛋花湯はコーン粒入りの澄んだスープであり、たいていは鶏ガラがベースになっています。
玉米羹(Yùmǐ gēng)
中国語の「羹」は、とろみのあるスープを意味します。
ミキサーにかけたコーンやコーンクリームで作る玉米羹は、コーンポタージュに近いスープです。蛋花湯のように粒状のコーンや溶き卵などが入っているものもあります。
排骨玉米湯(Páigǔ yùmǐ tāng)
その名の通り、排骨(スペアリブ)とコーンが主役のスープです。にんじんや大根を加えてポトフっぽくすることも多いですね。
↓こちらは、大根入り玉米排骨湯のレシピ(中国語サイト)です。
解暑玉米湯(Jiě shǔ yùmǐ tāng)
「解暑(清熱解暑)」は、夏バテ・熱中症などを防ぐために体内の余分な熱を取り除くことです。
解暑湯には体を涼しくする冬瓜・ゴーヤー・緑豆や食欲増進によい生姜などが入っており、夏バテ防止用メニューとして親しまれています。
冷製にすると胃腸に負担がかかりやすくなるため、温かくして飲むことが多いようです。
↓こちらの解暑玉米湯レシピ集(中国語サイト)には、なんと冬虫夏草入りレシピもありました!
コーンには体を冷やしたり温めたりする効果はありませんが、夏に美味しくなることからしばしば解暑湯に用いられます。
なお、排骨玉米湯に夏向け食材を入れると解熱玉米湯になります。
中華風コーンスープ(玉米蛋花湯)を作ってみよう
〈材料(4人分くらい)〉
コーン缶…1缶
卵…2個
水…900ml
鶏ガラスープ…大さじ2
片栗粉…大さじ1(同量の水で溶いておく)
塩コショウ…適量
ごま油…適量(お好みで)
鶏ガラスープを作る
鍋に水と鶏ガラスープを入れて火にかけます。
スープが沸騰するのを待つ間に、卵を溶いておきましょう。
具材を加える
スープが沸騰したら、水気をきったコーンを加えます。
この段階で味を確かめてみて、好みに応じて塩コショウで整えましょう。
再度スープが沸騰しはじめたら、水溶き片栗粉を静かに加えながらかき混ぜます。
卵を加える
最後に溶き卵を加えてひと混ぜし、卵が固まったら火を止めます。
中華風コーンスープ(玉米蛋花湯)実食!
コーンが沈んでて見えませんが、粒感たっぷりです。
中華料理らしくレンゲで食べるとよりスマートに見えるかと思いますが、ここでは普通の味噌汁と同じように飲んでおります。なんたって「いつものやつ」ですし。
鶏ガラスープのほどよいしょっぱさと、コーンの甘さのバランスがちょうどいいですね。しゃくしゃくした歯ざわりも楽しいです。
あと、コーンを入れると子どもウケが良くなります。
お子様の野菜ぎらい&食物繊維不足が気になるときも、コーンスープを試してみてください。
さいごに
あざやかな黄色のコーンスープは、食卓に彩りをプラスしたいときにもおすすめです。
お好みで、香り付け用のごま油や刻んだあさつきなどを加えてもよいでしょう。
【参考】