【クロモのポン酢あえ】もずくそっくり!北陸の初夏の味覚
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
先日、県内産のクロモを買ってきました。もずくみたいなやつです。
今回買ったのは塩蔵タイプではない生ものなので、当日中に食べてしまわねば!
めかぶ・もずく系が好物です
ダイエット中でも美味しく食べられるものがほしい
やっぱり、旬のものにこだわりたいねぇ
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
クロモとは?
もずくの仲間であるクロモは、日本海側(東北~北陸~中国地方)でしばしば出回っています。
見た目はほぼもずくですが、ゆでると粘り気が強まるのが特徴です。
石川県内ではGW前後に生のクロモが出回りますが、どのスーパーにも置いてあるとは限らないレアものです。
金沢市内より能登・輪島方面のほうが入手しやすいかな?(※未確認)
普通のもずくやアカモク(ナガモ、ギバサとも)と同じように、さっとゆでて三杯酢にしたり味噌汁に入れたりすると美味しいですよ。
別名はなんと「坊主殺し」
さてこのクロモ、「坊主殺し」というなんとも物騒な別名を持っております。
なぜこんな名前がついたのでしょうか?
名前の由来① 「食べすぎた!」
とあるお坊さんが、おとき(法事の後のごちそう)の席でクロモを出されました。
そのクロモがあまりにも美味しかったためお坊さんはつい食べ過ぎてしまい、なんと食べすぎがもとで亡くなってしまったのです!
名前の由来➁「失業した!」
身体によいクロモを食べると、元気になると言われています。
みんながクロモをたくさん食べたために病気で亡くなる人がいなくなり、お坊さんの仕事が無くなってしまったのです!
将来が見えず不安になったときは、クロモでも食べて元気出しましょう。ただし食べすぎには要注意。
クロモを食べてみよう
作り方…というか、ゆで方のご紹介です。一応。
〈材料〉
クロモ(生)…1パック
お好みのつゆ(ポン酢、三杯酢など)…適量
ゆでる
小鍋に湯をわかし、クロモを入れてさっとゆでます。
全体の色が変わったら、ざるにあけて水気を切ります。
かき混ぜて粘りを出す
ボウルなどにうつし、食べやすそうなサイズ(適当)にカットします。
菜箸などでよく混ぜ、粘り気を出します。
クロモ実食!
器にとりわけ、食べる直前にポン酢や三杯酢などをかけます。
口当たりはもずくのようでもありめかぶのようでもあり、噛んでみると力強いシャキシャキ歯ごたえを感じます。フコイダンたっぷりでいいですね。
あと、普通のもずくより海藻らしい味が強いかな?
さいごに
もしまたクロモを買う機会があったら、今度は汁物にしてみようと思います。
ゆでたクロモをいつもの味噌汁に入れてもいいですが、ダシダベースのスープに入れてミヨッククぽく仕上げても美味しいかもしれません。
今回は生のクロモを買ったのでダイレクトにゆでましたが、塩蔵タイプを使う場合はしっかり塩抜きしてから使ってくださいね。
【参考】