【ハヤシライス】食べると●●●する!?謎多き昭和レトロメニュー
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
しばらく前から、うちの調味料棚にこういうものが眠っています。
そんなわけで、今回は2ヵ月ぶりの昭和レトロ回でございます。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ハヤシライスとは?
ハヤシライスは、牛肉と玉ねぎなどをトマトソースorデミグラスソースで煮込んだ料理です。
ヨーロッパ料理のハッシュドビーフが原型と考えられていますが、日本に伝わってから製法などがアレンジされ日本独自の洋食となりました。とんかつやオムライスなんかと同じですね。
ハヤシライスを食べると早死にする!?
ハヤシライスの語源については「ハヤシさんが考案した」「ハッシュドビーフが訛った」をはじめさまざまな説がありますが、なんと「食べると早死(ハヤシ)する」という説まで存在します。
広く知られている通り、江戸時代の日本では獣肉食が一般的ではありませんでした。
文明開化とともに欧米から獣肉食が伝わったものの、一般人の中には獣肉食に抵抗を感じる人もたくさんいました。そもそも、当時の獣肉料理は一部のセレブ向けでしたし。
そんなわけで、牛肉なんて食べたらバチが当たって早死にするという噂が立ったとか立たなかったとか…。
もちろんハヤシライスを食べたからといって早死にするなどという残念なエビデンスはなく、適度に牛肉を摂ることで疲労回復・貧血予防・美肌づくりなどの効果が期待できますよ。
ハヤシライスを作ってみよう
基本的にパッケージ裏のレシピに準拠していますが、個人的趣味で少々アレンジを加えております。
〈材料(5皿分くらい)〉
オリエンタル即席ハヤシドビー…1袋
牛肉薄切り…200g
玉ねぎ…1個
バター…大さじ1(サラダ油で代用可)
赤ワイン…150g
水…500ml
ローリエ…1枚
あたたかいごはん…食べたい分だけ
具材の下ごしらえ
玉ねぎは薄切りに、牛肉は食べやすいサイズに切っておきます。
具材を炒める
鍋にバターをひいて熱し、玉ねぎを加えて弱火でじっくり炒めます。
玉ねぎを十分炒めたら、牛肉を加えてさらに炒めます。
じっくり煮込む
肉に火が通ったら、赤ワイン・水・ローリエを入れていったん中火にします。
表面がフツフツしたら弱火に戻し、時々アクをすくいながら1~2時間煮込みます。
いちいちアクを取るのが面倒なので、くしゃくしゃにしたアルミホイルをかぶせます。
肉がやわらかくなったら一旦火を止め、ルウを加えて再度弱火で煮ます。
ルウのダマが消えて軽くとろみがついたら、火を止めましょう。
ハヤシライス実食!
ゴージャスな味にしたい場合はごはんをバターライスにしてもいいんですが、カロリーが心配だったので普通のごはんで…
しっかり煮込んだおかでげお肉はホロホロ、玉ねぎはトロトロになりました。このルウ、なんとなくカルダモン?シナモン?っぽい香りがするなぁ。
あと、赤ワインの風味が加わっていい感じに大人の味になりました。
ただしほんの少しだけほろにが風味なので、小さい子どもにはちょっと食べにくかったようです。
さいごに
ハヤシライスの煮込み時間は、肉の品質や部位・形状などによって変わります。
肉がやわらかくなるまで予想以上に時間がかかることもあるため、休日または時間に余裕がある日に作ることをおすすめします。
余談ですが…
ハヤシライスの姉妹品「オリエンタル 即席カレー」を以前作ったことがあるんですが、ルウの見た目も味も新潟の「バスセンターのカレー」にそっくりでした。
【参考】