【ケラグエン】ココナッツ酢締めの魚(べっと)を使ったチャモロ料理
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
前々回と前々々回の買い物をした七尾のスーパーで、こんなものを発見しました。
んまぁなんちゅう値段で売られてるんやろう、これはお救いせなあかんわ。
でも初めて調理する魚やし、失敗したら困るからとりあえず2匹だけな。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
ケラグエンとは?
チャモロ料理のひとつであるケラグエン(kelaguen)は、肉や魚介類などをレモンまたは酢・玉ねぎ・唐辛子などで和えた料理です。
ココナッツは入っていたりいなかったり。
↓写真がどうしても見つからなかったので、見た目のイメージはこちらをご参照ください…
ビーフをメイン具材にすることもありますが、個人的にはケラグエン初心者さんにはあっさりしたチキンやシーフードメインのやつをおすすめします。
ココナッツ酢を手に入れた
先日近所のドン〇でこんなものを見つけたので、迷わず手に入れておきました。
うまい具合に、ケラグエンに使う唐辛子と玉ねぎが入ってます。
これ1本で味のベースがだいたい決まりそうですね。
普通にケラグエンを作る場合は、お好みの魚介類または肉を以下の材料であえてください。比率は味見しながらお好みで…
・レモン汁または酢
・唐辛子(糸唐辛子・七味・一味などあるものでOK。豆板醤やコチュジャンやとどうなるかな?)
・玉ねぎ(スライス・みじん切り・すりおろしなどお好みで)、またはきざみねぎ
・塩少々
・ココナッツ成分を使うかどうかはお好みで
「具材がないよ!」という場合は、買い置きのツナ缶とかちくわとかカニカマとかでもケラグエンぽい味になります。
ココナッツ酢締めケラグエンを作ってみよう
〈材料〉
べっと…2匹
塩(下処理用)…適量
ココナッツ酢…適量
ココナッツミルク…大さじ1くらい ※ココナッツパウダーでもOK
七味…適量(お好みで)
べっとをさばく
べっとのウロコを取り除き、頭とはらわたを取り除いて三枚おろしにします。
両面に塩をすりこみ、しばらくおきます。
身から水分が出てきたら流水で塩を洗い落とし、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
酢締めにする
チャック付き袋にべっととココナッツ酢を入れ、できるだけ中の空気を抜きながら袋の口を閉じます。
良い感じに酢がまわったら冷蔵庫へ入れて、ひと晩以上置いておきます。
ケラグエンにする
はい。りっぱな酢締めになりました。
細かく切って器やボウルに入れ、ココナッツミルクを加えてあえます。
あとは、好みの味に調えて完成です!(七味を足しました)
ココナッツ酢締めケラグエン実食!
見た目は麹漬けに似てますね。
酢締めのおかげで、こまかい小骨を気にせず安心して食べることができます。
食べやすさは寿司屋のコハダレベルですね。
酢締め時間が長かったので酸味がやや強めですが、ココナッツと唐辛子の風味でほどよく中和されています。
濃ゆい味のメインディッシュの箸休めにちょうどいいです。
グアムなどではレッドライスと一緒に食べることが多いケラグエンですが、白ごはんにも普通に合います。
日本酒党の夫曰く、酒のつまみにもちょうどいいようですよ。
さいごに
べっとの扱い方がだいたいわかったので、今度店頭で見つけたらもっとたくさん買っておこうと思います。
ゆずをきかせて酢締めにしたら、土佐料理っぽくなるかな?