【カキオコ風お好み焼き】冷凍カキで作るから「カキオコ風」
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。
なんとなく、カキメインのメニューが多いような気がするこのブログ…
今回のテーマは、能登ではなく日生のカキオコでございます。そういえばトラベルごはん初の山陽エリアですねー。
上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。
カキオコとは?
岡山県備前市日生(ひなせ)のB級グルメ・カキオコは、地元産の新鮮なカキをたっぷり使ったお好み焼きです。
今回使った冷凍カキは日生産ではないので、「カキオコ」ではなく「カキオコ風」と表記しています。念のため。
B級カキの有効活用から生まれたカキオコ
日生地区はカキの名産地のひとつであり、県内生産量の半分以上を占めています。
大粒でふっくらしているのが日生ガキの特徴ですが、当然ながらすべてのカキが大きくて傷がなくて販売に値するレベルというわけではありません。
売り物にならない小さなカキや傷のあるカキを有効活用すべく、漁師たちが飲食店にカキを持ち込んだのがカキオコの始まりです。
飲食店側にとっても新鮮で安く入手できるカキはありがたい存在であり、美味しいカキを使ったカキオコはマチオコシのきっかけにもなりました。
カキオコ風お好み焼きを作ってみよう
今回は、こちらのレシピを参考にしています。
〈材料(4枚分)〉
カキ(むき身・加熱用)…16~20粒
小麦粉…250g
山芋…60g
キャベツ…1/2個
卵…3個
顆粒だし…小さじ1弱
塩…ひとつまみ
水…300ml
サラダ油…適量
揚げ玉…適量
トッピング類(お好みで)
お好み焼き用ソース
マヨネーズ
青のり
きざみねぎ
かつおぶし
紅ショウガ
具材の下ごしらえ
キャベツを千切りにします。
山芋をすりおろします。
生地のタネを作る
山芋に卵を加えてよく混ぜます。
大きめのボウルに山芋入り卵液と小麦粉を入れ、水を加えて混ぜます。
焼く
ひとつめのフライパン(鍋)に少し油をひき、カキを入れて軽く焼き目をつけます。
ふたつめのフライパンに油を引いて熱し、タネ(1枚分の半分くらい)を丸く広げます。
生地が固まりきる前に、キャベツ(1枚分の半量分)と揚げ玉をのせます。
その上にカキを並べます。
カキの上にもう半量のキャベツをのせ、キャベツの上に残りのタネをのせます。
崩れないよう注意しながら全体をひっくり返し、フライパンに蓋をして蒸し焼きにします。
カキオコ風お好み焼き実食!
できあがったらお皿にのせ、お好みのトッピングでどうぞ。
カキに火を通すと縮んじゃうことが多いんですが、生地ではさんで蒸し焼きにしたことで身のぷりぷり感がキープされています。
カキそのものの風味を活かすため、ソースはあまり辛すぎないものをおすすめします。
さいごに
日生ガキのオンシーズンは冬季なので、夏季はカキの代わりに(ギャグじゃありませんって)エビを使ったエビオコが食べられるとのことです。
また地元漁協の魚市場「五味の市」では、ミルクソフトクリームにカキフライをぶっ刺して刺身じょうゆをかけたカキフライソフトを提供しています。
けっこう美味しいらしいですよ、これ。
【参考】